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AJ Schroetlin / Mountains in the Mist
急に暑くなったせいか、
猛暑の中外出予定が重なったせいか、
プチダウンしております。
（微熱なう）
そのため昨日（一昨日？）は
ブログお休みしました。
体調戻るまで不定期更新になります。
ふと、「水火の激突」について
考えていました。
水火の激突とは、
読んで字のごとく
水性と火性が一緒にあることで
ぶつかり合うことを指します。
干支であれば
「丙子」「丁亥」とか、
星であれば
「鳳閣と龍高」「調舒と玉堂」とか。
水火の激突を宿命に持つ場合、
精神的な葛藤や不安定さを持つ、
とされています。
水と火の激突は
五行の相剋の中で一番激しく、
その分生まれる衝撃も大きいのです。
水火の激突、単純に
「怖い」とか「良くない」とか
思ってしまいがちなのですが、
そんなことはないと私は思っています。
相反するものの衝突のため、
気が変わりやすかったり
緊張状態が多くなったり
物事に対して敏感になったり
「場」への適合が難しくなったり
しやすいかもしれません。
ただ、それを活かす環境さえあれば
誰にも真似できない自分の「強み」として
昇華し表現することができます。
自分の中の激しいぶつかり合いによって
生まれた発想や行動などを
「喜ばしいもの」として捉えて
歓迎するような場所・関係・状態等を
いかに自分に用意してあげられるかで
現実が変わってくるのです。
今日（というか昨日）、
水火の激突を宿命に持つ人の
生きざまを少し垣間見ました。
（仮にAさんとしますね）
Aさんは、
正しいもの、当たり前のもの、
求められるもの、許されるものなどが
絶えず変化するような環境にいて、
理性と感性を絶妙なバランスで使い、
足し引き、緩急、動と静を織り交ぜて
創造的かつ冒険的な思考と行動をする、
という生き方をしていました。
Aさんに合う環境が
初めから用意されてきたわけでは
ありません。
最初は雁字搦めで制限だらけ、
葛藤による不安定さ・激しさよりも
安定感と決められた正解をこなすことを
要求されていたと思います。
しかし、Aさんは、
耐えながらちょっとずつ揺らぎを出して、
自分の中の強い衝撃のエネルギーを
唯一無二の存在感・伝達力に変えて、
とても強くてしなやかな力で
現実を進んできた。
その道中において
理解ある人・鍛えてくれる人との出会いが、
Aさんのエネルギー発揮に見合った環境を
引き寄せる・作られていくことに
一役も二役も買っていました。
そんな中でAさん自身も、
自分が持つ衝突・葛藤・不安定から来る
極彩色のエネルギーを
最強の武器にするために、
実績を積み、都度改善し、
誰もが認めるAさんの魅力として
突き詰めて花開かせることを
自分に課し、見せつけてきました。
今、Aさんは、
ものすごく活躍しています。
いつも同じところに留まることを
良しとせず、
常に前へ進み、新たなことに着手し、
都度変化するエネルギーを燃やして
行動し続けている。
Aさんだからこそできることを
Aさんの実力発揮にふさわしい環境で
のびのびやれるように
Aさんは走り続けてきたのです。
（そしてまた、後進につなげられるように）
ところで、
私の宿命に水火の激突はありません。
（陰占でも陽占でも）
なので、水火の激突について、
実体験を伴った生々しい理解を
することができません。
ただ、いろんな方の水火の激突や、
Aさんの水火の激突を見ていて
思ったのです。
水火の激突は精神葛藤・不安定と
算命学では表現されていますが、
「明確に分かるもの」ではない場合も
多いんじゃないでしょうか。
「うおおおお、いつも悩んでるぜ～～！」
って分厚い手触り感じるものでも
ないと思ってるんです。
なんとなく、相反する気持ちを持つとか
不安や不満を感じるとか
一つの答えに迎合できないとか、
なんなら、言葉として表現することが
ほぼでき難いような衝突を
自分の中に抱えているのが
水火の激突のような気もするのです。
なかなかに個性的で創造的なエネルギー。
そのエネルギーは、
物事を安定かつ正しく運用するというより、
新たな物事を創り、未来を切り開くことに
適正のある質なのです。
というわけで、
ご自身の宿命に水火の激突を持つ方、
安定していなきゃダメとか
そつなく問題なくこなさなやダメとか
思わなくて大丈夫です。
衝突し安定しないエネルギーを
持っているからこそ、
創れるものがあります。
求める人もいるし、
喜ばれる未来があるのです。
あなたの内にある葛藤はギフト。
それを最大限生かせる
環境や人間関係などを
ぜひ手に入れてくださいね。
ここまで読んでくださって
ありがとうございました！！
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