2024年4月の鑑定、満員御礼です。

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占い師のゆーこです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか、今回の内容は、

ぬるっとしているかもしれません。

 

 

 

 

 

算命学の思想の中に

「位と徳」というものがあります。

 

いろんな説明を端折って

ものすごくざっくり書きますね。

 

 

 

位は、

自然の法則・真理を読み取る力のことで、

位が高い人は

合理性・知性・理性・冷静さを

持っています。

 

物事を情ではなく合理性で捉えて

理にかなった判断と行動をするので、

「優しさ」ベースの行為であっても

なかなか他人に理解されません。

 

 

 

片や、徳は、

人間の世界で「良い」とされる質で、

徳が高い人は

人情・愛情・感情を持っています。

 

物事を感情で捉えます。

悲しいことは悲しみ、

嬉しいことは喜び、

情を共有し情で他人を感化します。

 

よって、

「優しさ」が理解されやすいです。

 

 

 

ちなみに、

人間は位も徳もどっちも持ってます。

人によって比率が違うだけです。

位と徳のバランスが取れている方が

望ましいです。

低い位と徳のバランス取れてる人は

結構いるんですけど、

高い位と徳のバランス取れてる人は

一握りですかね。

 

 

 

私の人生では、

徳の割合の方が多い人と

よく関わってきましたが、

時折、位の割合の方が多い人と

関わる機会もありました。

(そりゃあるわな)

 

位の割合の方が多い人のうちの

とある人の話をしますね。

(会社の関係者です)

 

その人のこと、最初は

「何て冷たくて優しくないんだ」

と、ちょっと苦手に思ってました。

 

その人は、

「正しくないことを見極め、

 それを率直に指摘し、

 間違いを減らし精度を高める」

という行いができる人でした。

 

私が仕事で何か間違ったとき、

それを端的かつ冷静に指摘するので、

正直私としてはキツかったです。

 

「ちゃんとやれよ」

「間違えるなよ」

って言われているような気持ちになって、

その人と一緒に仕事をするのが

ぶっちゃけ怖かったです。

 

指摘の仕方が本当にストレートで、

「あなたの間違いはここ、直して。

 次回から注意して」

みたいな、

優しい言い回し皆無な伝え方でして、

言われるたびに

「できなくてごめんなさい!!」

って落ち込みながら修正してました。

(手作業も手順も多くてミス誘発しやすい業務だった、

 という言い訳を添えておくw)

(今思えば私妄想極まってるなw)

 

そんな感じで1年経ち、

私はハッと気づいたのです。

 

「指摘の数が徐々に減った、

 ていうかほとんど指摘されなくなった」

と。

 

色んな指摘を受けて、

ミスしやすい作業を改善したり

二重・三重チェックをしたり

業務の背景や構造の理解を深めたり

私、いろんな事やってたんです。

 

「絶対今回は指摘されないぞ~!」

って、躍起になって対処してました。

 

そしたら、

業務がスムーズに進むようになり、

私もレベルアップしていました。

 

その時、

私に真正面から指摘してくれた人に、

「この人のおかげだ」

「この人は優しさがある」

と思えたんです。

 

まあ、優しさと愛情から

私を育てようとしたんじゃなくて、

業務の全体的な効率化と、

その人自身のメリットのために

私に指摘してたんでしょうけどね。

(私が育てばその人が楽になるから)

 

 

 

初っ端から「この人優しい!」って

思える人は、

徳の割合の方が多い人でしょう。

圧倒的にそう。

 

例えば、仕事でミスったとき、

「ああ~!やっちゃったね!

 落ち込むよね、わかるよ、

 しょうがないよね。

 次から頑張ろ!」

って情に寄り添うような接し方を

してくれる人に対して

「優しい!!」って思うでしょう。

 

でも、この寄り添いやってくれる人、

何一つ具体的なアドバイスとか

修正すべき点とか

言ってくれてないんですよ。

 

次に対して「頑張ろ!」だけですよ。

 

優しさを存分に感じるけど、

自分のためにも環境のためにも

なり難いんです。

 

それは、「優しい」のでしょうか、

ってことなんですよ。

 

 

 

何でこんな話書いてるかっていうと、

位の割合の方が多い人って

「思い」や「優しさ」を

理性・知性・合理性・冷静さで

包んで届けるから、

どうしても真意が

伝わらないことがあって、

それが切ないなぁ、、、

って思ったからなんです。

 

情のない言葉の裏に

優しさや励ましや信頼があるのに、

他人には表面の冷たさだけ受け取られて

奥にある真意に気づいてもらえない、

やるせないなぁ、と。

 

私は、遅まきながら、

位の割合の方が多い人が持つ

見えにくい「情的なもの」を

ちょっとずつ理解できるように

なってきたので、

この感覚を忘れないようにしたいと

思っています。

 

「冷たい人」だと感じた人は

本当に冷たいのか?

 

「厳しい人」だと感じた人は、

ただ厳しいだけなのか?

 

耳が痛いことを言う人は

何のために言っているのか?

 

そういう「奥まで見る」意識を

持っておこうと思います。

 

その方が、結局は

「私のため」になる可能性が

高いからです。

 

 

 

現代って、いろんな物事が

溢れかえっていて、

スピードも速くて、

「表面」だけサラッと

なぞって終わり、

ってなりやすくなっていると思います。

 

「表面」だけで終わらせるのは

ちょっともったいないかも?

という意識を持っておくといいかもです。

 

物事の本質は、

表にだけあるわけじゃないので。

 

 

 

ここまで読んでくださって

ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

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