2023年5月の鑑定、満員御礼です。

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占い師のゆーこです。

 

 

 

 

 

dr ashok kolluru / Misty Araku 9

 

 

 

 

以前書いた「戊」の記事に

「申月の戊はこういうところを

 意識するともっと良いよ!

 みたいなのがあれば、

 教えてほしい」

という感じのコメントをいただきまして。

 

 

 

 

せっかくなので

書いてみようと思います。

(清々しいほどの説明回になりました。

 説明読むと眠くなるあなた!

 次回またお会いしましょう!)

 

 

 

「申月の戊」。

 

「なんで申月なん?」という

疑問を持つかと思いますので、

軽く解説。

 

申月=月柱の十二支が「申」

ってことです。

 

「月柱の十二支」は

「季節」をあらわします。

 

季節は、日柱の天干、

つまり自分の「心」に対して

影響を与えます。

 

季節というのは「環境」です。

「ある季節(環境)に生まれた場合、

 どんな十干(自然の形)があれば

 バランスが取れるのか」

を鑑みることで、答えが見えてきます。

(守護神法ってやつです)

 

また、月柱の十二支は

東・西・南・北・中央の

五方向に当てはめると

中央に当たります。

 

中央は自分自身の位置です。

ということは、

日干と月支の関係で見る守護神は

「自分の心を支えるもの」となる。

 

こういった理由から、

「月柱の十二支」というのは、

「心のバランス」を見るために

大事なんですな。


 

 

戊の「バランス」についても

ちょっと説明。

 

戊っていうのは「山」なんですけど、

山って、人が住むのに適しているか?

という視点で見たら、

そうでもないんですよね。

 

畑作りにくいし、

獣は多くいるし、

大雨降ったら土砂崩れするし、

竹とか床下突き破ってきますしね。

 

山は人が住む場所というより、

自然、神の窓口がたくさんある場所、

神の住む場所的な存在なんです。

 

そんな山に対して

人間が求める・喜ぶ状態は

なんじゃろ?って考えると、

あったかい時期の山なんです。

 

初夏の山って、

緑が青々と茂り、

標高が高くなるほど暑さも和らぎ、

美しいですよね。

行きたくなりますよね。

 

対して厳冬の山は

草木は枯れて色を失い、

雪がたくさん降って山頂を白く染め、

その姿は雄々しく神々しいですが、

気軽に行くのは難しくなります。

 

というわけで、

人間の目、感覚から捉える

「山」という場所・自然のバランスは、

「あったかい時期の山」となるんです。

 

 

 

で、申月(8月)の戊。

申月は四季でいうと秋に入ります。

(8月ってめちゃくちゃ猛暑やん!って、

 現代を生きる我々からするとそうなんですが、

 暦的には秋、

 暑さの盛りを超えて徐々に涼しくなっていく時期なのです)

 

山はあったかい状態が「美」。

しかし、申月は秋、

あたたかさに陰りが見え始めます。

 

なので、あたたかさを

ちょっとプラスしときたい。

ということは「丙」があるといい。

(丙は太陽、あたたかさの象徴ですね)

 

で、秋っていうのは

「金性」が盛んになる季節。

金性は刃となって

山の木や草を刈り切り倒しちゃうから、

ちょうどよく抑えておきたい。

 

金性の刃を溶かす丁は人口の炎、

山の草木を焼き払ってしまうから

今回はNG、

じゃあ金性の力を流す水性(壬・癸)

あたたかさプラス要員の「丙(火性)」を

弱めちゃうからこれまたNG。

 

じゃあ、しょうがない!

(樹木)を投下して

金性に切ってもらう木を補填して

金性の力を弱めよう!

・・・というわけで、「甲」もあるといい。

 

申月生まれの戊にとっては、

主にあった方がいいのは「丙」、

補助的にあった方がいいのは「甲」。

 

宿命に「丙」があるなら、

その位置に該当する人が

「バランス」のための重要人物なんで、

大切にお付き合いしてください。

 

  • 年干にあるなら目上
  • 年支にあるなら友人や兄弟
  • 月干にあるなら目下
  • 月支にあるなら自分自身
  • 日支にあるなら
    配偶者や補佐してくれる人

です。

※年支・月支・日支は二十八元全部含みます

 

もし宿命のどこにもないなら、

後天運(大運とか年運とか)

「丙」「甲」が巡ってくるとき

バランス取れます。

 

 

 

・・・え?

他に何かやり方ないかって?

 

そうですね・・・、

十大主星に変換してみましょう。

  • 戊×丙=龍高星
  • 戊×甲=車騎星

(四柱推命でいうと、龍高星は偏印、車騎星は偏官)

 

自分自身を支える星は

中心の星である「主星」ですが、

その主星に対して

龍高星・車騎星を活用するといいです。

 

龍高星は動的な知性の星、

冒険・放浪・忍耐・改革。

立場でいうと目上。

 

車騎星は単独の攻撃の星。

行動力・前進力・決断力・体を使う。

立場でいうと配偶者や

補佐してくれる人。

 

自分の心のバランス取れん!

ってときは、

(そういうときだけに使うもんでもないけどw)

上記を意識する、

上記の人に助けてもらうと

バランス取れますよ。

(まずは龍高星でバランスとってください)

(例えば主星が貫索星なら、

 貫索星の自我・頑固さの発揮において、

 経験・体験的な知恵を活用するといいです。

 いろんな視点で物事を見るとか、

 経験豊富な目上の人を頼るとかですかね)

 

ただ、

この十大主星を活用するやり方は、

いろいろある占技のうちの一つなんで、

「これだけやってればいいやん!」

なんてものでは全然ない、

ということを付け加えておきます。

 

 

 

なんかぬるっとした解答に

なってたらすみません・・・。

 

申月生まれの戊の方。

守護神である「丙」は太陽です。

明るさ・あたたかさ・公平さを

心の指針の一つにしておくと、

バランスにつながりますよ。

 

 

 

それではまた次回。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございます!

 

 

 

 

 

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