絵を描く不思議(京紅)
会社の連続有給を取らねばならず, 特に予定もないけれどおやすみのにゅじゅです。皆様いかがお過ごしでしょうか, こんばんは〜。朝町内の回覧板に伊勢神宮の初穂料についての用紙が挟まっていました。そうか, もうお正月が近いのですね。今年の元日, 熱田神宮にお参りに行った際に朝5時から歳旦祭をやっているとのことでしまった〜!となったのを思い出し,サイトで確認してみたのですがどうやら予約制ではない様子。是非にも新年初祝詞をと思ったのですが予約制ではないため激混みで人の頭を拝む羽目になりそうなので断念しました。この歳になると自分が子供の頃どんな人だったのかなんて断片的にしか思い出せなく,毎年年末に過去に書いた年賀状が出てきたりするとこんなにふざけた人だったのだと慌てて見なかったことにします。確かに内容はふざけているのですが, 幼い頃の方が色彩センスが今より格段によく,この20年あまりの間に何が起きてしまったのだろう?と思うばかりです。今年は多くの色名を辞書で調べ, 色を示す被写体を探し回ったのですが「色名」というのは不思議なもので,多くは由来とは全く異なるものを表現するためにあるという人間界ならではの贅沢なものです。私は生まれつき吃音や人見知りがあり, 今でも仕事中に大人数の前で長時間話すと息が止まりそうになります。小学生の頃は外では話しかけられない限り自分から話すことはしませんでした。だから文字や言葉も嫌いで絵や言葉のいらない動物などが好きでした。大学生になった時, ある先生にお蕎麦の食べ方がよいという理由だけ(?だと思っています)で大層気に入られ, 授業の空き時間に色々なところに行きました(主に食い道楽ですが)。その先生は元は本の編集者だったので, 聞いたこともない難しい言葉も使われるのですが,司馬遼太郎のように物知りで, 言葉の由来を山ほど教えてくださいました。ある時先生は, 日本の言葉は象形文字からきているから面白いと仰っていました。確かに, 象形文字だから色の名前を言っただけなのに,象や葉や花などの形・匂い・佇まいなど想像するのは日本語のいいところです。---------------------------------------------------------------------------------閑話休題(最初からずれていて戻すも何もという感じですが。。。)少し前から気になっていたのですが上羽絵惣(UEBA ESOU)さんという会社から出ているマニュキアで胡粉ネイルなるものがあります。胡粉という伝統的な画材(ホタテの貝殻)で作られているということは以前から知っていたのですが,アルコールで落とせるのでお肌に優しい!というのを昨日初めて知りました。今度買ってみようと思うのですが日本ならではの色合いのラインナップに心を惹かれっぱなしです。シンナーのような強い香りもないそうです。今買おうと思っているのは京紅 (きょうくれない)という色です。 平安時代の多くの女性が憧れた美しさを感じる色 紅という色は文人・歌人が美しさや恋しさなどの秘めた思いを表現する色として親しまれてきました。 とサイトの文章を読むと恥ずかしくなりますが, 和装にも合いそうなので買ってみようと思います。長くなってしまいましたが, 乾燥しているので加湿したほうがいいかもしれません。。。良い夢がみられますように, おやすみなさい。IRO*Bon下のバナーからサイトにアクセスできます。身のまわりにある色を集めているサイトです。この丸っこいのがリンクです↓