桜も葉桜となっている今日この頃。ワクワクして出かけたくなる楽しいときですよね。
でも、出会いもある代わりに別れのあるこの時期。いろんな問題も表に出てくる時期でもあります。
私も先週そんなことがありました。
そんなときに読んだ作家の星野博美さんの記事。21年前に出会い、つかず離れず断続的に付き合ってきた友人とのはなしだった。
「今度飲みましょうよ」
よくある話です。私の師匠は「今度っていつ?リップサービスで言うならやめときや。口に出してほんまに行きたいんやったら、その場で日にち決めな嘘つきでいい加減やで」とおしえてくれた。
星野さんは記事の中で、その友人と2年ぶりに会って「今度と言っている間に2年くらいたっちゃいそうだから、明日とかどうです?」となったそうです。私も、師匠の教え通りその場で「ほんならいつする?」って約束をする人だった。
しかし・・・今回、その約束が負担になる人もいるんだということを学んだ。次の約束がその人を追い込んでしまうこともあるんだということを。
「今度ごはん食べに行こうよ」
「ほんならいつする?」
って話したときに、また連絡するわ、ってなったら、きっとその人はあんまり行きたくないんやと思うことにした。リップサービスなんやから追いかけたらあかん。
齢50近くになってこんなことを学ぶなんて・・・。
そして星野さんは続ける。
約束というのは守るためにある。ドタキャンは相手を見下す行為だ
と。私もそう思う。インフルエンザに罹ったとか、体調が悪いとかだと、これはしょうがないと思うけど、約束を忘れていたとか、他の人との約束が入ったから、とドタキャンする人は論外。
さらに
今やメールでいろんなメッセージを送れるけど、大切なことほど電話とか会ったりして伝えたいと思うのです。そして悪いメッセージは、相手の仕事の調子を狂わせるので、出来る限り平日の朝は止めておくほうが良いと今回学んだ。
芽吹く季節。問題も噴出するけど、これを糧に夏を迎えたいと感じる今日この頃です。