普通のOLがスピーチライターという職業に出会い成長する物語。物語としては、そんなに目新しいものではなく、やっぱりな・・・的なものだった。また、周辺の背景が、主人公がスピーチライターとして目覚め、成長していくには出来すぎの感もあった。しかし、自分が何かでスピーチすることになったときに参考になるだろうと思う本著。また、今まではスピーチなんて絶対やりたくない、と思っていたけど、なぜか、スピーチやってみたい!とも思わされた。
以前民主党がものすごい勢いがあり、政権をとった時があったが、その際、敏腕のPRマン・PR会社が動いたことは私たちPR会社の中では知られていることである。きっと今もPR会社が動いているのは間違いないのだが、当時の動きはすごかったなあ・・・。今なおスピーチライターが活躍されていることだろう。