今月は、文化を高める月間です。今まで行きたかった演劇やらライブ、コンサートなどなどを積極的に行っています。
今日は、少し仕事が関係しているのですが関西フィルハーモニー管弦楽団の1年に1回、管楽器だけの演奏会「関西フィル・ブラス・セクション Vol.5」に行ってきました。
場所は、ザ・フェニックスホール。淀屋橋と梅田の間の中州のようなところにあるあいおいニッセイ同和損保のビル内です。初めてこのホールに行ったんですが、こじんまりしてて、ステージとの間がとても近いのが良い。それに、演奏中にステージ奥の幕が開くと、梅田の高層ビルが一面に現れる仕掛けもすごい。
今日の演目は「金管四重奏のための小組曲 作品33-1 」(アン・クーツィール)、「4本のホルンのための6つの四重奏曲より」(フランツ・シュトラウス)、「3つのアメリカンダンス」(ダニエル・シュナイダー)そして、バレエ音楽「くるみ割り人形」ハイライト(チャイコフスキー:編曲 川上肇)。「くるみ割り人形」以外、聴いたことがなかったけど、なかなか良かったです。「くるみ割り人形」は、管楽器用に編曲されていて、ノリも良く、今回も全く眠たくはなりませんでした。(クラシック、好きだけどいつもどこかで眠ってしまう・・・)
この管弦楽団の首席指揮者の藤岡幸夫氏が「くるみ割り人形」の指揮を執られていた(実は藤岡氏の指揮を観るために今日行ったのでした・・・)のですが、いやはや本当にこの方は男前です。いえ、そういうことは置いといて・・・この方の指揮はどこか、会社の管理職のような感じがしました。でも威圧的というものではなく、良い管理職という感じ。きちんと管理をするけど、ひとつひとつはその人に任せている。全体をまとめるのが得意。そんな感じ・・・わかりにくいですが。そして、今回、司会・ナレーションをしていた関西フィル理事・事務局長の西濱秀樹さんという方の司会が良かった。とっても普通で、正直で、時には笑いもまぜながら音楽について紹介してくれていたのが分かりやすかったです。次回も、男前の指揮とすばらしい音楽を聴きに行きたいです。
関西フィルハーモニー管弦楽団