4月から開催していた『ベルギー王立美術館展』に行ってきました。実は、先月にも1回行ってたんですけど、気になる絵があったので、再度観賞に・・・。まず、会場の国立国際美術館。新しく出来た美術館だけど、自宅から自転車で行けるというアクセスも良いんだけど、フランス・ルーブル美術館のような(程遠い記憶にある改装前のこじんまりした)エントランスが良いなあと思っています。入って、地下2階くらいまでの道のりは邪魔くさいけど・・・。さて、美術展。ブリューゲルの父?(このルーベンスの父か?のような?がいいです)の「イカロスの墜落」に、しばし笑いをこらえ(だって、イカロスが、海にまっさかさまに落ちて、シンクロナイズドスイミングのように足しか描かれていないんですもん。昔の画家はギャグセンスあったんだね)、目指す絵画たちへ。まず、ガスパール・ド・クレイエル「天使に着付けてもらう若いマリア」。何とも愛らしいマリア様が印象的。透き通るような白い肌に、ピンクの頬。穢れのないマリア様がそこにいました。(私は、キリスト教信者ではないですが) ブリューゲルに帰属という何やら分かりにくい絵画「花飾りに縁取られたキリスト降誕」。これを見たとき、キリスト降誕の絵ではあったが、きっと誰もが生まれるときは、きっと花飾りに縁取られているんだと思った。それから、「家族に囲まれ、庭で制作するルーベンス」。フィリップ・ヴァンブルーの作品。この絵画には、家族の楽しげな様子が描かれていて、ほんわかしたキモチになった。そして、デルヴィル「トリスタンとイゾルデ」。ちょっとアニメちっくやと思いながらも、なぜか目が離せなかった。ベルギーなので、ルネ・マグリットの絵画も興味があったんだけど、点数がかなり少なかった。
世界には、まだまだ見たい本物がいっぱいある。
参照:http://event.yomiuri.co.jp/royal/works04.htm
婚礼の踊り(ブリューゲルの子)
世界には、まだまだ見たい本物がいっぱいある。
参照:http://event.yomiuri.co.jp/royal/works04.htm
