最近、心が洗われるようなTVドラマに出会うことが多い。年始に放送された「花嫁の父」も好きな俳優の柳葉さんが熱演されていて泣かされた。でも、最近の私の中でのヒットは、NHKドラマスペシャルの「とんび」

http://www.nhk.or.jp/dodra/dodrasp/

堤真一さんや小泉今日子さん、古田新太さんらが本当に良い味を出されている。本当に物語が良かった。2回の放送だったけど、毎回泣かされた。昭和50,60年代の父親や母親の世代が(いつの時代でもそうだと思うが)、 本当に一生懸命働いて育ててくれたんだと再認識させてくれるドラマだった。特に完全なアナログだった時代にそれこそ身を粉にして働いてくれて、私たちを育ててくれたんだと思うと、泣けてしようがなかった。もっと愛してくれていたら、もっと側に居て欲しかった・・・と少しでも思った気持ちが恥ずかしくなった。愛を表現する時間などなかったんだとこのドラマを見て感じた。私がお腹を空かせることもなかった、それこそが両親の愛情のひとつだったんだと思う。

このような気づきを与えてくれるドラマがもっとオンエアされることを期待しています。