今、山崎豊子さんの本に凝っています。2冊目ですが、山崎さんの文章は、すごく男性的でわかりやすいです。魅力的で、ページを繰る指がとまりません。
さて、今回、吉本興業の創業者、吉本せいさんをモデルにしたと思われる「花のれん」を読みました。物語は、船場の呉服屋に嫁ぎながら、遊び人の亭主のために商売を替えざるを得なかった主人公が、芝居小屋を増やし、船場の商人として成長していきます。亭主が愛人宅で亡くなった後、素人ながらも、様々なアイデアと実行力で、通天閣を買うまでにもなるのです。一流の芸人を新しく作った自分の小屋へ呼ぶため、借金するために・・・時々に必死で考え、必死で生きていくのです。人はこんなにも強くなれるのか。
山崎さんの文章は、本を読みつつも映画を観てるような、実際に見たことがない当日の風景を生き生き甦らせました。

さて、今回、吉本興業の創業者、吉本せいさんをモデルにしたと思われる「花のれん」を読みました。物語は、船場の呉服屋に嫁ぎながら、遊び人の亭主のために商売を替えざるを得なかった主人公が、芝居小屋を増やし、船場の商人として成長していきます。亭主が愛人宅で亡くなった後、素人ながらも、様々なアイデアと実行力で、通天閣を買うまでにもなるのです。一流の芸人を新しく作った自分の小屋へ呼ぶため、借金するために・・・時々に必死で考え、必死で生きていくのです。人はこんなにも強くなれるのか。
山崎さんの文章は、本を読みつつも映画を観てるような、実際に見たことがない当日の風景を生き生き甦らせました。
