ティッシュ療法 | カッサーノのニューロリハ〜脳卒中リハビリを考える〜

カッサーノのニューロリハ〜脳卒中リハビリを考える〜

特に回復期〜維持期にかけ、脳卒中リハビリを本気で考えていきます。私の目的は【脳卒中の方が障害をもった中でも、地域でいきいきと生活する】そのために機能改善〜生活、予防まで考えていきたいと思います。いろいろな方と情報交換ができたと思います。

発明しました!ティッシュ療法!!笑










嘘です








以前から友達が薦めていたティッシュ療法






今日思い出したのでやってみました






まさかな~とか思いながら、やると






なんと効果ありました!!笑










下肢整形疾患の方にtry   左患側






アプローチ前 


   


   体重計で、最大荷重を評価




   右:35kg   左27kg


   


  


 評価




   ・左に荷重すると、体幹左側屈のいわゆるカウンターウェイトの支え方


   ・膝屈曲位


   ・足部に中等度浮腫


   ・前足部優位の荷重


   ・・・ほかにもハムストや下腿三頭筋の過緊張やらありました☆






  


治療


  


  ・浮腫や過緊張の部位にアプローチしたかったのですが、完全にやめて立位でティッシュ療法のみ実施




  ・ティッシュ3枚でくるくるに丸め、後足部に入れる ⇒ティッシュを踏む




  *随時介助や助け、対話を通し、ティッシュも少しずつずらしながら実施






治療後




  同じ条件で体重計で評価




  右:35kg   左:32kg  約5kg程荷重量増加


  


  身体的変化:側屈の減少で、ヒップの筋収縮↑、膝も伸展傾向で支持。




  患者の実感:力が出しやすくなった






  






考察




   ティッシュじゃなくて良い!笑




   嘘






   確かに左足の踵に体重のせて!は分かりにくい人もいる




   ⇒踵(=身体の内部)に注意を向ける。支持面が同じ「床」という素材の中で、自分の踵に体重を乗せる




   ⇒支持面が硬く、「床」には変化がない。変化があるのは身体内部の感覚情報






  


   ティッシュを踏むということ






   身体外部の物に注意を向ける




   足の前のほうは「硬い床」、後ろの踵は「やわらかい素材のティッシュ」




   ⇒違いが分かりやすく、ティッシュに対し荷重をかけやすい




   またティッシュは踏むとつぶれる。


  




   ⇒踏んだ分だけつぶれる。


  




   ⇒踏む=自分の意図した力を出力




   つぶれる⇒出力に対応した感覚情報の結果






   これが一致→自分は「こんだけの力」で踏むと、こんな素材の物は「こんだけつぶれる」という一致






   ⇒身体内部情報と外部情報の一致










  


なんて・・・






まぁティッシュじゃなくていい!!が結論(笑)






物を介する特徴が改めて整理できた感じです






学習しやすtaskを選択していきたいです!










これを解発したヤツのブログです




http://ameblo.jp/taikibansei-aburafuchi/entry-11088345792.html








ぜひ1度ご覧下さい☆






では今日は脳はおやすみでした。




みなさんも明日試してみてくださいヽ(^o^)丿






ではありがとうございました♪