基本的に、外国為替は輸出入の決済に使われてきました。例えば、トヨタがアメリカに100万円の車を輸出するとアメリカの消費者から1万ドルを受け取ります。トヨタはこのままでは自分の工場を建てたり、従業員に給料を払ったりできませんので、ドルを売って円を買います。そうなると、円の需要が増えて、 ドルの需要が減るので、円が高くなり、ドルが安くなります(ヤフーオークションでみんなが入札すると高くなって、誰も入札しないと1円で入札できるのと同じです)。これを日本全国でやれば、貿易黒字が増える→通貨が高くなる貿易黒字が減る →通貨が安くなるということになります。
レバレッジが高い場合(例えば10倍など)はどうなるのでしょうか?(例)1ドル=100円のときに10万円を証拠金(保証金)として預け入れた。この証拠金(保証金)を基に100万円分のドルを購入。決済時レート 1ドル=101円 1ドル=99円決済時のドルの価値 1万ドル×101円=101万円 1万ドル×99円=99万円損得金額 +1万円 ー1万円(証拠金が9万円となる)利益率 +10% ー10%たったドルが1円安くなったり高くなったりするだけで、利益率が+10%になったり、ー10%になったりしています。つまり、レバレッジが高いと、利益や損失も大きくなるということになります。レバレッジによるリスクコントロールの大切さ逆に言えば、レバレッジを調節することで、リスクやリターンをコントロールすることが外国為替証拠金取引(FX)では重要ということもいえます。例えば、同じ100万円を投資しても、1万ドル(=約100万円)を買うことも、5万ドル(=約500万円)を買うことも、10万ドル (=約1000万円)を買うこともできます。そのとき結果はこうなります。【例】証拠金(保証金)は100万円。購入時のレートは1ドル=100円スワップは100円/1日で続いていたとする。一ヵ月後の損益を計算。1万ドル購入 5万ドル購入 10万ドル購入レバレッジ 1倍 5倍 10倍1ドル=101円になった場合 為替差損益 +10,000 +50,000 +100,000スワップ +3,000 +15,000 +30,000合計 +13,000 +65,000 +130,0001ドル=99円になった場合 為替差損益 ー10,000 ー50,000 ー100,000スワップ +3,000 +15,000 +30,000合計 ー7,000 ー35,000 ー70,000ドル高になった場合のレバレッジ10倍は、なんと13万円の利益!たったの一ヶ月でです。こりゃーウハウハですね。でも、ドル安になったときのレバレッジ10倍は7万円の損失。これは痛たたたた・・・ですね。なお、レバレッジを10倍にした場合は、為替差損益も10倍になりますが、スワップ金利(ポイント) も10倍になります。レバレッジを200倍にするとスワップ金利(ポイント) も200倍になります。7万円の損失を覚悟できる人は、うまくいけば13万円をゲットできますし、7000円の損失しか負担できない人は、どうがんばっても1万3千円しか儲けることはできません。このように、外国為替証拠金取引(FX)では。レバレッジを調整することで、リスクとリターンを調整することができます。まずは、自分のリスクの負担(どれだけ損をしてもいいと思っているのか)を考えた上で、レバレッジを調節することが、外国為替証拠金取引(FX)投資の第一歩と言えます。
外国為替証拠金取引(FX)ではレバレッジという言葉がよく使われます。これは日本語に直すと「てこ」という意味です。外国為替証拠金取引(FX)では、最初に外国為替証拠金取引(FX)業者に証拠金(保証金)を渡し、それを元手に、何倍もの価値のある通貨を買うという投資をします。この取引金額と証拠金(保証金)の割合(倍数)をレバレッジと呼びます。外国為替証拠金取引(FX)業者・企業は5倍から200倍ぐらい、中には400倍ものレバレッジをかけている業者もいます。例えば、10万円の証拠金(保証金)を業者に預けて、1万ドル(約100万円)のドルを買うという取引の場合、レバレッジは、100万円(取引金額)÷10万円(証拠金)=10倍となります。また、レバレッジが1倍という場合は、100万円の証拠金(保証金)を業者に預けて、1万ドル(約100万円)のドルを買うという状態を指します。