NYのブログ -52ページ目

2つのMatter(物質と問題) -物理-

物理学で話題のダークマター

 

天体観測における未解決の課題のひとつに、観測できていない物質としてダークマター(暗黒物質、ミッシングマス)の存在の予想があり、現在、その候補となる物質について探求が続けられている。

 

天体の運動、例えば、地球の公転をあげると、ニュートン力学的には、地球と太陽との間に万有引力が働くことにより、太陽に比べ質量の非常に軽い地球が太陽(地球の約333,000倍の質量)の方向に常に引っ張られため、地球が太陽の周りを楕円運動をすることと説明される。

 

本来はその他惑星や衛星である月の影響等はないことはないが、地球の公転運動は、太陽と地球の質量、ある時刻の2天体の重心間の距離と、2天体の速度がわかれば、ある程度の運動を記述(説明)できる。もっと複雑な惑星系や銀河、銀河団についても複雑だが同様に見積もることも可能である。

 

このことから、逆に、宇宙の天体運動を観測することにより、理論的に天体の運動に必要な質量を見積もることもできる。

一方、
日常に見られる物質(電子、陽子、中性子から構成される)は、温度に依存した電磁波を放出する。また、放出された電磁波からその天体の物質を特定(推定)し、その質量を見積もることができる。

 

これらの二つの方法で求められた質量が大きく異なるのである。
この原因として電磁波による(光学的な)観測では見えない“暗黒物質(ダークマター)”の存在を示していると考えられている。

 

暗黒物質(ダークマター)の問題に対して、大まかに、二つのスタンスがある、1つは、相互作用をほとんどしない物質自体が原因だとして、候補となる素粒子を観測する技術を確立し、観測をしようとしている研究者と、少数派と思われるが、重力理論(万有引力、一般相対理論)を修正によって説明できるとする研究者である。

 

個人的には、重力理論が修正されるのではと考えている。理由は、万有引力、一般相対理論も宇宙全体を適用するときに、エネルギー保存則が成り立つようにするには、現状の表現では不完全に感じるからで、修正されたら、ダークマターが小さくなっていくのではないかと思っている。

 

物理学においては、このような個人的な見解は他者の世界観との対立を意味するが、今後、客観的な観測事実や理論的な整合性により確認され、さらに、その事実を異なる研究者によって確認されることで皆が統一的な見解に収束するほうに向かうと考えてよい。

 

どちらの立場でも、まだ、解決されなければならない問題があり、今後の研究により新たな世界観を提供してくれるだろう。

 

「パンドラの壷」

「パンドラの壷」


ギリシャ神話で一番好きな話はパンドラの壷(箱とする説も有り)である。

メデューサの話も好きですが、 


ゼウスがエピメーテウスに遣わしたパンドラというとても美しい最初の女性が持ってきたとされるあの壷の話である。

この壷が、何を意味する(隠喩されている)のかを考えるのが、とても面白くよく考えたものだった。


パンドラが好奇心に負けて、開けはいけないと言われていた壷をあけると、疫病等のあらゆる災厄が壷から飛び出してしまう。パンドラが壷の蓋を閉めたとき、希望(エルピス)だけが残るという話である。


話の詳細や解釈には諸説あるようであるが、私にとって、出て行ってしまう災厄に対して最後に希望が残るという結末こそ魅力的であった。この壷は何を象徴しているのだろうってね、よく考えていました。


私なりの最終的な答えは、頭(頭骸骨)となったわけです。


1、パンドラが持ってきた壷は、人間の所有するものであろう。
2、箱ではなく壷としたら、その形状に近いものだろう。
3、好奇心で壷を開けることは、壷の中身について想像している(思考している)。


から、そのような考えに落ち着きました。


好奇心によってもたらされる「あらゆる災厄」を「あらゆる欲望それらによって引き起こされた災い」と解釈し、一方、頭の中には、現状の問題を解決させる可能性としての希望があるとの解釈です。


以前、勤め先の社長(一部上場)に、考える前に動け、やってから考えろと言われたのですが、その時の例が酷いもので、まず、好きな女性との関係を持ったあとで、その後に、結果について考えればよいではないかとの話をされて呆れたものでした。


考えている限りは、結果や成果はでませんが、放射能の汚染といった問題もでないのです。


動く前に考えることは、「こんな事じゃなかった」と、
すなわち、「希望ではなく後悔が残った」とのならないためだと思っています。


迷うことは、未来を選択できるチャンスであると、そこに、自我、自身の選択がある。
決断するに十分な情報がある場合は別ですが、迷いの中で判断するのも経験がものを言うことになります。

何度も、繰り返し考え、判断をすることで、失敗した経験が生きてくると思います。


偶然に成功してしまった場合には、ほぼ、経験として蓄積されず、成功したイメージだけで満足することが多いのではないのでしょうか。


迷い続けてることはつらいのですが、誰もが、人生における最終目的を具体的に知っているわけではないのですから・・・、もし、それを知っている人がいたとしたらその人の決まっている未来を確認するためだけの人生ということになりますので、私には、魅力的ではありません。


実際、物理学の成果は、考えることの結果であり、目的地は常に更新されてきていますが、未だ、最終目的地は逃げ水のごとくといえるでしょう。


群集心理に飲まれ、自分(自我)見失うことないよう、自分で考えることは続けていきたい。

そんな、思いになった朝です。








橋下氏について書いてみる。(3)

人件費等のコストカットをすれば、市の財政が良くなるのは当然である。
その一方で、新たな利権を別のところに作ろうとしていないと良いのだが、橋下市長は教育に熱心であり、独自の「教育基本条例」を掲げている。


第七章 学校制度の運用 第四十四条(2011 年 10 月 29 日現在)は以下のようになっている。
************************************
(学校の統廃合)
第四十四条 府立高等学校のうち、各年度に定められた入学定員(定時制に係る定員を除く。)を入学者数が下回った場合、府教育委員会は当該学校の校長に対し、学校運営の現状及び問題点を報告させるとともに、改善に向けて指導するものとする。


2 前項の指導にもかかわらず、当該学校において三年度連続で入学定員を入学者数が下回るとともに、今後も改善の見込みがないと判断する場合には、府教育委員会は当該学校を他の学校と統廃合しなければならない。


3 府教育委員会は、前項の規定を潜脱する目的で、入学定員を設定してはならない。
************************************


現在、少子化の進行から、公立高校・私立高校の双方に定員割れの可能性があるが、その一方で、2011年度に大阪府の私立高校授業料無償化によって、公立普通科の定員割れが増加したとのこと。


橋下市長掲げる「教育基本条例」では、府立の高等学校に対して3年連続で定員割れの公立高校は統廃合されるとなっている。このため、各府立高校は2012年度の募集定員を減らしているところもあるらしい。


私立高校は、学校の教育方針、その質もさることながら、学校の規模(定員)、人件費、設備等の固定費も各校が独自に決め、その上で、授業料が決まっている。このことは、より教育の質の良い学校は相対的に授業料が高くなっていくと考えて良いだろう。


公立校は、当然、特定の高校だけが人件費(給与体系)や授業料を上げることもできず、ほぼ同じ条件で行っている。


橋下市長は私立、公立高校間の競争原理の導入を目指しているようであるが、府立高校には、「教育基本条例」に基づく管理が行われ、また、私立高校に比べ学校運営における予算の裁量権が小さい公立高校を競わせる一方、私立校と公立高校間の授業料の差が無視できる状況になるのでは公平な競争とはいえない。


すなわち、高い授業料を負担を受け入れた家庭が希望の私立高校へ進学していたのが、授業料負担額が無償になり、これまで、私立高校をあきらていた家庭からの進学者希望者が増加し、定員割れ少なくなる。
これは、少子化時代においても、私立高校がこれまでより有利に優秀な生徒を集めることができ、結果、経営が容易になっていくことが予想される。


すべての子供が、より質の高い教育環境を受けさせたいのは親ならば当然であろう。ましてや、それが無償になるとしたら、授業料の高い高校に無償で通うほうが得したように感じてしまう。また、私立高校が、今後、さらに授業料が高くなっていく可能性も否定できないし、高校間の教育の質の格差が広がる可能性が高いと思う。


しかも、私立高校授業料無償化に伴う私立高校生への授業料減免補助は大阪府にとって教育行政におけるコスト増になることは確実である。そのコスト増に伴う成果の評価は、いつするのだろうか。
このコストは、すべての府民が均等に受け入れるべきものか、恩恵を受ける家庭こそが負担すべきものだろうか。


「教育基本条例」第二章 各教育関係者の役割分担 の第七条において
************************************
第七条 府教育委員会は、前条第二項の目標を実現するため、具体的な教育内容を盛り込んだ指針を作成し、校長に提示する。


2 府教育委員会は、常に情報公開に努めるものとし、府内の小中学校における学力調査テストの結果について、市町村別及び学校別の結果をホームページ等で公開するとともに、府独自の学力テストを実施し、市町村別及び学校別の結果をホームページ等で公開しなければならない。
************************************


とあるが、これは、府立高校が対象で、私立高校は含まれないだけでなく、府独自の学力テストであるから、他の都道府県の公立校との比較はできない。最悪には、テストに現れない部分よりも、テストの点を意識した教育が当たり前になることが予想される。


選挙結果は、ある一定時点での選挙権者(市民、府民、国民)の意思の集計でしかなく、橋下市長に白紙委任状を渡したわけではないと考えるべきである。


市長が交代するたびに、教育基本条例やその他の行政システムの変更を認めたら、行政の連続性が壊されるだけ
でなく、権利収奪のための選挙が露骨になるのではないか。
そうならないためには、橋下市長が印象操作により論争が有利に見えるように演出する弁論テクニックを用いるのではなく、批判する側さえも説得する十分な説明が必要だと思われる。

ツイッターで話す言葉は、彼の意図とは関係なく、不特定多数に伝わっていく、橋下市長を批判したものに対して、彼の批判は陰口そのものであるように言葉遣いがとげとげしい。それはそのまま、橋下市長の痛々しさになっていくだろう。


ただし、彼の虚心坦懐の笑みとても魅力的である。まさに、虚心兵である。

橋下氏について書いてみる。(2)

橋下市長は、2012年1月9日(月)の毎日放送の番組VOICEにおいて、大阪都構想について語っていました。
(YouTube 2012-1-9 激論 1/3 都構想 を参照させて頂きました。)
何を言っていたかわかるようになるべく忠実書き下ろしました、読みずらいことと思います。一度、元ねたを検索して参照していただくと・・・。すでに、閲覧できないかもしれませんが、


先に感想を書きます。

〔2012年1月9日(月)の毎日放送の番組VOICE、大阪都構想の感想〕
 現在の橋下市長と松井知事の二人でのタッグで、法改正しなくても(大阪都でなくても)二重行政がどんどん無くなっていきそうな印象を受けた。したがって、法改正無しで進めるだけ進めて、本当に、大阪都にすべきかは、後ほど(2~3年後)考えればいいと思う。都構想に賛成か反対かという対立軸を先鋭化させることは、大阪の不協和音を拡大させるだけで、うまくいかない場合には痛みだけが残ることになる。
大阪都構想が進行しているのにもかかわらず、法改正のスケジュールを気にしていない様子、むしろ、現在の既成政党では法改正ができないことが、将来において、維新の会が国政選挙に出る積極的な理由となることを期待しているのではないか。すなわち、大阪都構想よりも、国政への進出こそ目的ではないか。


ちなみに、橋下市長は統治機構という言葉を用いていたが、普通は、国家を統治する仕組、組織、機関のことをいうとのことだから、大阪府も大阪市も国家ではなく当てはまらない。このことからも橋下市長の野心が疑われる?


少し距離を置いて冷静に見たら、彼の弁論テクニックは子供の言い争いのようで、とても愉快、相手の会話にあわせず、自分の主張を、一方的に展開、一市長が、「現在の国の仕組みがいやなら、新しい仕組みを作るために、選挙で意思表示しなければならない。一から日本を作り直す政治家がいますか」との発言に、大阪都構想から、ずいぶんと大風呂敷を広げるものだなと弁論テクニックの勉強にもなった。


橋下氏が成果を市長として示してこそ、先があるのだが、テレビでは、自分の正当性を主張する会の代表のようで、あせりを感じられる。とにかく、会話になっていない。質問にまったく異なる話へつなげてしまう。
大阪都構想という思い付きではないと思われる案を、異なる意見を持つ人の批判ではなく、見解がなぜ異なるのかかみ合った会話で説得していく力量を見せてほしい。テレビの内容では大阪都構想のイメージを語っているが、説明にはなっていない。残念です。
あせりは、1度の選挙だけで白紙委任状されたわけではないのを意識しているのだろう。



以下は、橋下市長の、2012年1月9日(月)の毎日放送の番組VOICEでの、大阪都構想についてのアナウンサーとのやり取りになります。
(YouTube 2012-1-9 激論 1/3 都構想 を参照させて頂きました。)

――― 前略 ―――
(大八木アナウンサー:はい、その選挙でー、言わば民意を得てですね、民意を得てですね、これから、その、まあ、橋下さんの政策であります、大阪都構想を進めていくわけなんですが、今日のVOICE、まず、最初のテーマは、大都市制度、大阪都構想、このスケジュールを聞きていきたいんですが、その前に、橋下さんおっしゃったのは、そのー、散々、こう、これまですね、ま、メディアを含めてかもしれません。あのー、大阪都構想ってのは中身がないとか、なかなか見えてこないと言う声があった。選挙を終えてですね、今、言いたいことがあると。)

もう、こんなスケジュールは今日はいいじゃないですか、大八木さん。

(大八木アナウンサー:スケジュールもやりますよ。)

あのね、大阪都構想、みんなね、あれでね、大阪がどう変わるか分からないとかっていろいろと言ってましたよ。
裏番組のね、キャストなんていうとこにね、出ている北海道大学のバカな中島って教授がね、いつも言ってる「都構想をやって大阪がどう成長するか分からない」、バカな一つ覚えみたいに繰り返し言っていますけどね、違うんです。
 
都構想ってのはね、決定できる仕組みなんですよ。決定できる仕組み、大阪が成長する、日本が成長するのにね、僕らは魔法使いじゃないんだから、何かひとつの政策を掲げてね、日本がよくなる、大阪がよくなるなんてありえないんです。今のこの日本、そして大阪には解決しなければならない問題が山ほどある。
これを解決する仕組み、装置としてね大阪都が必要なんです。だから、以前の大阪府、大阪市の状態、まあ、大阪都構想を掲げるとねデメリット論ばかりみんなあげつらってね、大阪都構想、悪い悪いと言いますけど、比較してほしいのは以前の大阪府と大阪市の状況と、今と、どっちのほうがが物事進んでいますか。


(大八木アナウンサー:市長が仰るには、大阪都構想自体は始まっているということなんですか。)

始まってます。だって、水道事業の統合だって、3年間、平松前市長と話し合っても進まなかった、しかし、5分で解決、大学の統合、病院の統合、今日は、文化施策の統合、成長戦略の統合、それから、地下鉄問題、公務員の労働組合の問題、何から何までこれ松井知事と今一致団結して物事どんどん進めていってるじゃないですか。

(大八木アナウンサー:あぁ~、じゃあ、我々そのね、こう、伝え方が、もしかしたら、伝え方が間違っていたかも知れませんけどが都構想ってのがあって、何年後かに、こう、まっ、実現していって、そこから大阪の成長力が上がっていくと、いうことではなくて、一個一個の課題を解決することで、大阪事態が変わっていくこと?)

あたり前ですよ。大阪都構想ってのは決定する行政の仕組みだけなんですから、行政の仕組みを作ったうえで、どうやって大阪を成長させるかってプランは、この大阪都構想を使って作っていくんですから、だってね大阪の将来ビジョンなんかっていうのも、今まで、大阪府、大阪市でバラバラのものを作っていたんですよ。
文化政策もそう、それから、カジノの一つとったって、僕はやりたい、平松前市長はやりたくない。
何にも大阪で決まらなかった。だから、大阪都構想というものを作ることによって、全部大阪全体の方向性が一つに纏っていくだから、もうね、大阪都構想ってのは、今始まっているんです。

(大八木アナウンサー:始まっているって事ですね。で、そこで、その、“No”を言うとなってくると、例えば、住民投票を通して、市民、府民は“No”を言えばいいということですね。)

もちろんです。だから、次、大阪都構想するためのね、法律がこう出てくるときに、住民の皆さんは国会議員に “No”を言えばいいし、住民投票もやります。だから、今ね、橋下と松井、たまたま、この偶然的にね、この二人が知事、市長をやっているから今どんどん物事が動いている。
で、もし、これ、別の選挙でまたバラバラの人が選ばれたら大阪は停滞、だから、比較してほしいのは以前の橋下知事、平松前市長の時の大阪がいいのか、今の橋下市長、松井知事、今の大阪の方いいがのかこれを比較してもらって、もし、今の大阪のほうが、なんか、どんどん動いていってる気がするということであればね、これ選挙でね、二人がバラバラにならないようにするのがこれが大阪都なんです。

(大八木アナウンサー:なるほどね。じゃ、えぇ、…)

今の僕と松井知事の関係が選挙でバラバラになりますから、今の僕と松井知事のやっていることがいい、これをずっと永遠にやり続けてほしいということであれば、大阪都っていう制度にしないと、そらぁ、選挙でバラバラの人間が選ばれたら、また、進まなくなりますね。

(大八木アナウンサー:そうですねー。その上で、そのー、大阪都構想の)

えぇ、

(大八木アナウンサー:スケジュールをやらせてください。)

スケジュール

(大八木アナウンサー:で、あのー、これ、やっぱり、国の法律をね、)

えぇ、


(大八木アナウンサー:変えていくこと、大きなハードルになってるんですけど地方自治法の改正案の提出、どのくらいの時期に・・・、)

それは知りません。国会議員が考えること。

(大八木アナウンサー:当然そうなるんですけども、)

えぇ、

(大八木アナウンサー:ただ、みんなの党さんも、これ法案を用意しているんですが、)

だって、それは他党がぁ~、どう賛成するかってことじゃないですか。

(大八木アナウンサー:なってきますよね。)

うん、

(大八木アナウンサー:議員立法なんで、)

うん、

(大八木アナウンサー:ただ、じゃ、橋下さんとしてはどのあたりに、これ、スケジュールになると、ま、ご自分の、頭の仲に描いている構想がいいかなと、)

だって、今の段階で、

(大八木アナウンサー:えぇ、)

法律がいつできるなんかあまりに重要ではないですよ。だって、都構想が、これ、全部実現するっていうか、

(大八木アナウンサー:はい、)

今、制度設計してね、2年、3年かかるんですもん。だから、

(大八木アナウンサー:はい、)

この時期が、2ヶ月ずれようが、3ヶ月ずれようがたいした問題でじゃないですよ。だから、もっと、

(大八木アナウンサー:これ自体(地方自治法の改正案の提出)はということですね)

もっと、住民の皆さん、視聴者の皆さんに見ていただきたいのは、今やってることが良いのかどうなのかですよ。
だから、大学も二つあることを一つにしましょう。水道事業も府と市に分かれていてね,水道事業を一本化しなければいけないなんてこといままで何十年言ってたんですか。
これが全然何十年決まらなかった。しかしっ・・・、

(大八木アナウンサー:その中で、広域行政、等の方向性も6月に纏める。)

6月

(大八木アナウンサー:えぇ、)

これも水道事業だけじゃなくて、

(大八木アナウンサー:えぇ、)

大阪の府と市に横たわってきたね、

(大八木アナウンサー:はい、)

40年、50年、いや、100年の間、何にも解決できなかった。
これ、たった二つ(地下鉄・水道事業)になっていますけどね、ここはね、大八木さん、
(大八木アナウンサー:いろいろあるわけですね。いろいろあるわけですね、)

ここはだめ

(大八木アナウンサー:はい、)

ここ(広域行政について)をね、いっぱい書き出してもらわないと

(大八木アナウンサー:はい、)

それを、これを6月に纏めちゃうってのが、これが大阪都構想の中身なんですよ。

(大八木アナウンサー:なるほど、で、まぁ、あのー、9月には、これ、府市共同の都構想案を国に提示するんですけど、その中で、国政を睨んだ動きを聞いておきたいんですが、この4月、ま、さらにはちょっと早まるとも言われています維新政治塾、開講されていくんですけど、塾生は何人ぐらい・・・、予定されている。)

いや、それは、また、ここ(維新政治塾)の運営委員長が考えていますけどね。

(大八木アナウンサー:はい、)

いや、僕が言いたいのは、この大阪府庁、大阪市役所というね110っ、140年前にできた役所これをそのまま大阪は、140年間ありがたく頂いていたいたわけですよ。そしたら、何にも物事が決まらなかった。だから、僕は、これをね、物事を決めることができるような役所に作り直すという風に言ったのが大阪都構想なんです。

(大八木アナウンサー:はい、それは分かるんですけども・・・、)

これは、

(大八木アナウンサー:えぇ、)

これは、何かといえば、それは大阪の統治機構を変えるって話なんですよ。統治機構これは、大阪の形を変えるそのものの話なんです。それをね、今度はね、日本全体でやってくれっていうんです。今の、日本の政治で満足しています?

(大八木アナウンサー:いや、それはできないです。)

何でも・・・、

(大八木アナウンサー:それは、閉塞感があるから、)

だから・・・、

(大八木アナウンサー:橋下さんが票を集めたわけですから)

それは、だから、今の日本の政治に、何を国民は不満を抱いて、どこが問題点なのかってことを明確に認識しなきゃいけない。政治家が悪いんじゃないでです。政策の問題でもない。
野田さんだって、野田さんが掲げている政策だっていいこといっぱいある。
何が日本の政治がだめかって言ったら、決められないってことなんですよ。

(大八木アナウンサー:ただ、じゃ、その上で、国政への準備は、進めていかれるわけじゃないですか)

だから、そういう話はどうでも良くって、

(大八木アナウンサー:いやいや)

いやいや、決めるためのね、

(大八木アナウンサー:いや、でもね、それは、)

基本の仕組みをね

(大八木アナウンサー:例えば、そのー、)

違う違う、基本の仕組みをね決めることができるような民主主義、決めるような仕組みを作るためには、どうすれば、どうしなければいけないかって言ったら、日本全国民が選挙でそういう意思を示さなきゃいけない。今回、大阪都構想でこれは選挙で明らかにね、大阪府民が示した。大阪市民も、今のような役所じゃだめだと、一から作り直してくれっていうのが、大阪府民、市民のね、これがー、あ~、票になったんです。これと同じことを日本全体にやらなきゃならない。
その日本全体でやらきゃいけないない、その選挙はいつかと言えば、まあー、今、取り沙汰されるのは4月なのか、6月なのか、9月なのか

(大八木アナウンサー:この辺にねぇ、解散があるじゃないかと言われていますね。はい、)

このあたり(4~9月)で、日本国民が、日本全国民が、今の日本の仕組みがいやだってことであれば、

(大八木アナウンサー:はい)

新しい仕組みを作るために、選挙で意思表示しなければならない。

(大八木アナウンサー:この辺のどこかに、)

どこかに、じゃ、これ(衆議院解散)をね、やったときに、本当に、一から日本を作り直すような政治家が、今、いる、いますかってことです。みんな、だって、自民党、民主党にそれぞれ不満を持ってて、政権が替わったところでメンバー皆一緒ですよ。そしたら、僕らが・・・、

(大八木アナウンサー:だから、そのための、準備をしていきましょうよと、ということですね。はい、)

そのために、だから、大阪都構想でね、今回、あのー、それを提示して、ダブル選挙やりましたよ。
知事選、市長選挙ね、それで、大阪府民、大阪市民の皆さんが意思を表示したから、ドンドコドンドコ大阪が動いてっていますよ。これをもし日本全体でやろうと思ったら、まあ、同じような考え方をもったメンバー(を維新政治塾に)、何百人、何百名か集めてね。

(大八木アナウンサー:やっていく、ということですね。)

そっそうです。

(大八木アナウンサー:分かりました。スケジュールもいろいろ聞きたかったんですけども、)

あはっは

(大八木アナウンサー:じゃ、大阪市の問題に、じゃ、移りましょう)

――― 後略 ―――


以上の内容から、


・都構想は、日本、大阪の山ほどある問題を解決する仕組み、装置である。
・大阪都構想はすでに始まっている。
・水道事業の統合は5分で解決、大学の統合、病院の統合、文化施策の統合、成長戦略の統合、それから、地下鉄問題、公務員の労働組合の問題、何から何までこれ松井知事と今一致団結して物事どんどん進めていってる。
・都構想は、一個一個の課題を解決することで、大阪事態が変わっていくことである。
・大阪都構想ってのは決定する行政の仕組みだけである。大阪都構想というものを作ることによって全部大阪全体の方向性が一つに纏っていく。

・都構想に反対ならば、将来、大阪都構想のための法律が出てくるときに、住民の皆さんは国会議員に“No”を言えばいいし、住民投票もやります。

・橋下氏と松井氏の二人が知事、市長をやっているから今どんどん物事が動いている。

・次回の選挙でまたバラバラの人が選ばれたら大阪は停滞、

・以前と今の大阪を比較し、もし、今の大阪のほうが、なんか、どんどん動いていってる気がするということ
であれば、橋下市長と松井知事の二人がバラバラにならないようにするのが大阪都構想である。

・橋下市長と松井知事の二人のやっていることをずっと永遠にやり続けてほしいということであれば、大阪都っていう制度にしないといけない。
・地方自治法の改正は国会議員が考えること。
・法律(地方自治法の改正)がいつできるなんかあまりに重要ではない。なぜなら、都構想は今から制度設計して、2年、3年かかる。だから、この時期が、2ヶ月ずれようが、3ヶ月ずれようがたいした問題でじゃない。

・100年の間、大阪の府と市に横たわってきた広域行政の問題を6月に纏めてしまうのが、大阪都構想の中身である。

・大阪の統治機構を変えるって話なんですよ。将来ははね、日本全体で同様なことをやっていくべきだ。

・何が日本の政治がだめかって言ったら、決められないってこと。

・日本全国民が今の日本の仕組みがいやだってことであれば、選挙で意思表示しなければならない。

・一から日本を作り直すような政治家が、今、いますかってことです。









橋下氏について書いてみる。(1)

「橋下大阪市長の人気がいつまで続くのか」


現在、橋下氏ほど話題を集める市長はいない。
彼の発言はいつも刺激的であり、物議自体を目的としているようである。

しかも、かなり急速に効果を挙げている(つまり、彼の思うところとなっている)。

しかし、彼の舌戦が繰り広げれるほど、大阪市や日本における激しい対立が演出され、建設的な議論よりも、印象操作を目的とした批判が双方から発せられ、双方の対立を冷静に見る者からは、距離がとられはじめているのではないか。


市長選後、橋下氏と対立していた側が、選挙で民意が示されたとのことで萎縮してしまい、発言を控えざるを得ない雰囲気にはすべきではない。


多様な意見に耳を傾け、ツイッターで自分の意見を述べる、とても親しみのある市長である彼が、彼に対する批判にさらされたとたん、何よりもその対象の人物自体をけなすことに血眼なっている。
彼の言葉の棘がお互いの関係を悪化させる悪循環となっているのでは、将来的には市民支持すらも離れていってしまうのではないか。市民の生活を左右する市長が、市民の対立を生じさせるのは、彼の本意ではないのではと思うのだが、結果としてそのようになっていると思われる。

批評家を批判するのではなくて、相手を説得してこそ有能な政治家だとと思われる。
政治は、法廷ではない、弁護士ではなく政治家として市政に携わるのだから再考していただきたい。


法廷では優秀な弁論をしていただろうと思われるだけに、橋下市長が“支持者のための行政”が過ぎてしまうのではとも、つまり、自分の支持者(弁護士の依頼者に当たる)が利益を得ること(法廷での勝利)を優先してしまうことを市民に感じさせるべきではない。


“既得権益”や“二重行政”といった単語によって、“大阪都構想が現状の問題点を解決する唯一の方策”のように感じさせるのは、小泉政権の郵政選挙の“守旧派”“改革無くして、成長無し”という言葉を連想をされる方もいると思われる。もしくは、現在の野田総理の“一体改革”・・・。


何回かに分けて、橋下市長のことを書いてみたい。

何よりも、橋下市長の発言は、多くの人に問題を投げかけている。冷静に見ていないと自分も感情的な対立に飲み込まれてしまいそうで怖いが、とても魅力的な部分もあり、複雑な気持ちになってしまう。


正直に、彼の主張には正しい部分がある、しかし、アノ口撃の破壊力と行動力ははまるで、ナウシカの漫画版に登場する巨神兵「オーマ」を連想してしまう。