結局仲良しやん | 最愛の母の闘病生活、母への想い。男に騙され借金地獄から新築マンション購入話、医療過誤、年下男子話も書いてます。

最愛の母の闘病生活、母への想い。男に騙され借金地獄から新築マンション購入話、医療過誤、年下男子話も書いてます。

最近、半年も経たずに両親共お見送りしました。
母の医療ミス、男に騙され借金まみれで一家心中まで考えた話、新築マンション購入、年下男子・・・何でも書いてます。

父が入院してから、

毎日毎日

 

『たこ焼き持ってきてくれるかびっくりマーク

 

食べたいものを聞くと、

 

『たこやきっっびっくりマーク

 

『たこやき10個なっびっくりマーク』  

 

 

10個も食べられへんやんって言うと、

ちょっと怒って、

 

『なんでやねん真顔 わし食べるよ。』

『 ”持って来てー” 言うたら持ってきたらええねんムキー』 とか、

『食べられへんでも、置いといてくれたらええねんびっくりマーク』 とか、

大人しく10個は諦めたかと思うと、

 

『ほな”6個”でいいわびっくりマーク

 

 

 

一つも食べれないのに、”たこ焼き” 食べたい欲望がすごかった。

 

 

父が施設に入る前、母を私が引き取り、父が独り暮らしをした期間が1年ぐらいあったけど、

父の家に行ったら、

”たこ焼き” を3舟も買い溜めして、

分けてチビチビ食べていたりした。

 

 

それぐらい ”たこ焼き” が大好き。

 

 

入院中、従兄弟のおにーさんが一回会いに来てくれた時に、

おにーさんが父に何が食べたいかを聞いた時も、

 

父 『たこやきっっびっくりマーク

 

 

それをおにーさんは覚えててくれて、

お通夜に来てくれた時に、父に ”たこ焼き” を持って来てくれた。

 

そして、従姉妹のおねーさんも、”たこ焼き” を持ってきてくれ、

父のお供えに、”たこ焼き” 二舟お供えされた。

 

 

従姉妹のおねーさんと、

流石に、棺に ”たこ焼き” は入れれへんよなぁ。。。。。

でも、母の時に ”うどん” 入れたから、いける。。。。はてなマークはてなマーク

でも、父にソース付いたり、火葬する時にソースの香りが漂ってくるのも。。。。。なぁ。。。。。汗汗

 

って言ってたら、

お湯灌の儀式をしてくれたスタッフの方が、

 

『 ”たこ焼き” 入れてもらっても良いですよっニコ

 

 

って事で、流石に二舟入れるのは、なんか心配になったんで、

1舟だけ ”たこ焼き” を棺に入れれた。

 

 

あと、父がずっと被っていたニット帽が、

母が亡くなった時に気付いたんやけど・・・・・

 

母の帽子だった。

 

母の遺影の写真を決めた時に、父が最近ずっと被っているニット帽を母が被っている事に気付いて、

なんか。。。。。。

2人の両親をすごく愛おしく思った。

 

多分二人は知らない。

【自分の帽子を父が被っている事】

【母の帽子を自分がずっと被っている事】

 

この二人共が被っていたニット帽も、父の棺に入れた。

父の気になっていた ”たっかいたっかいスーツ” と共に。

 

 

母の闘病中も、最期に食べた”母の好きなもの” は、”たこ焼き” やった。

 

母と父は元気だった最後2年ぐらい会わずに、お互い天国へ行ったけど、

私からすると、二人共、ほんまに、一緒になるべくしてなった二人やと実感する。