母の苦痛を甘くみてた | 最愛の母の闘病生活、母への想い。男に騙され借金地獄から新築マンション購入話、医療過誤、年下男子話も書いてます。

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最近は専ら大好きな母との事を書いてます。母の医療ミス、借金まみれで一家心中まで考えた過去等、男に騙され続けた話、新築マンション購入、年下男子、何でも書いてます。

土曜日のお昼ご飯時に母の病室へ行った時の事。



 『今日な・・・、すごい ”楽” やねん。  昨日の晩までしんどかったのに・・・・今日、すごい ”楽” なった。』

 

 

私は、ステロイドが効いているのかと思った。

 

 

母は、”しんどい” とか、ほとんど言わなかったけど、

主治医は、色んな検査結果を見て、

【あぁ見えて、本人、ものすごくしんどいと思うよ】 って何度か言っていた。

 

母が、しんどいとあまり言わないので、私も母の本当のしんどさなんて、

全く”ピン”ときていないのだと思った。

それは、母が”今日は楽”と言った時に、

 

にょろ 『昨日までしんどかったんはてなマーク

 

 『(コクンと頷き) すっごいしんどかった。』

 

にょろ 『どこがしんどいのはてなマーク

 

 『(顔にいっぱい皺寄せてイヤな顔をして) もう、どこかわからん。 ぜーーんぶしんどかってん。』

 

 

そっかそっか・・・・・えーん

ずっと我慢しててんな・・・・・

 

 

 

でも、それがすごく楽になったと嬉しそうに言うので私も嬉しかった。

 

すると母が

 

『トイレに行きたい』

 

連れて行ってあげたいけど、以前注意されたので、

 

 

悩んだ。

 

でも今回は 【トイレに行きたい】 と言っただけでなく、

 

『トイレでおもいっきりしたい

 

って言葉で心が打たれ、ナースステーションに許可をもらいに行った。

 

【私が一人で全部するので、トイレでさせてあげたいので、やらせてください。】 と。

 

すると、看護師さん達で相談、すぐに担当の看護師さんが来てくれた。

この看護師さんは、更衣室のロッカーが近いので、よく話をする気さくな人だったので、

私も頼み込んだ。

 

すると、手伝ってくれて、母を個室のトイレに行かせる事ができた。

 

そして、母を便器に座らせた途端、

 

 

母 『ごくらくや~~』

 

 

私は又胸が締め付けられた。

 

トイレの便器に座って”極楽”って・・・・えーん

意識もあって、介助があれば歩けるぐらいの人が、大便をオムツでしないといけない苦痛。

私も頭ではわかっていたものの、

この時母が、トイレの便器で、大と小両方ができて、すごく喜んでくれて、

便器を覗いた時に………


私は甘かった。


想像がまだまだ甘かった。

 

 

母のオムツを換えた時、いつも液体の便だったんで、今まで思わなかったけど、

この時母は、便器にちゃんとした大便をした。

 

私はそれを見て、そんな便が出せる事に感動をしたのと、

自分が母の立場になって、液体でなく固形の便をオムツでする事の苦痛を想像して、

本当に反省をした。

 

母はもしかしたら、ちゃんとした便をするのをずっと我慢しているんだショボーン

こんな便、寝た状態でオムツの中にして、その上に寝転んでいられるわけがない。。。。。ちゃんと意識があるのに。

3ヶ月前までトイレで普通にしてたのに。

所謂今の私に、それをしろ!と言われてるのと同じ。

 

 

母 『良かったー、おもいっきりできたーおねがい

 

と本当に嬉しそうだった。

 

 

なんとかならへんのかな・・・・このおトイレ事情。

母の気持ちを想像したら、本当に、辛い。