生きるって本当に辛い事ばかり | 最愛の母の闘病生活、母への想い。男に騙され借金地獄から新築マンション購入話、医療過誤、年下男子話も書いてます。

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最近は専ら大好きな母との事を書いてます。母の医療ミス、借金まみれで一家心中まで考えた過去等、男に騙され続けた話、新築マンション購入、年下男子、何でも書いてます。

 兄の住所を調べ、従兄弟のおにーさんに着いてきてもらい、家を探した。

 

どういう結果になるかわからないので、

とりあえず、懐中電灯を持って、歩いて家を探した。

 

 

見つかった。

 

 

 でも、様子がおかしい。

明らかに中に居るのに、出てこないし、ドアの郵便受けから覗いて、声掛けしても無反応。


でも、中を覗いたら、

テレビに向かって、右手にリモコンを持って、1秒置きに、


ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッと規則正しく果てしなく押している。



壊れてしまってる。


テレビでなくて、兄が。


2〜30分声掛けをしたけど、一瞬玄関の方に顔を覗かせた。


聞こえてる。


でも、無視して、


ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…



ショックやった。

まさかの状況。



この何年も孤独と戦いおかしくなってしまったのだと泣けてきた。

もっと、優しくしてあげないと駄目やったんや。

たまに、電話ぐらいしてみれば良かったのか。



この状況では、最期のお葬式すら、来れないだろう…


手紙だけ入れてきた。


おかーちゃんがもう治療できないので、会うなら今のうちやで、お母ちゃんに会ってあげて!と。

病院の病棟と、父が施設に入っている事も。




この内容で声かけもした。

でも、無反応で、ピッピッピッ…


チラッと見えた兄の顔、変やった。

すごい険しい顔してた。

この季節に、Tシャツに短パン。


ショックで、悲しみに打ちひしがれながら、兄の家を後にした。