父の扱い方 | 最愛の母の闘病生活、母への想い。男に騙され借金地獄から新築マンション購入話、医療過誤、年下男子話も書いてます。

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最近、半年も経たずに両親共お見送りしました。
母の医療ミス、男に騙され借金まみれで一家心中まで考えた話、新築マンション購入、年下男子・・・何でも書いてます。

父が老健から、圧迫骨折で、私の勤める病院へ運ばれてきて、

検査後に診察を受けるまで、かなりの時間一緒に付き添って待った。

 

その間に、介護士さんと話した事を前回書いたけど、

それと同時に、一緒に来られていた、看護師の責任者の方とも色々話ができた。

 

 

 

この看護責任者の方が、基本、全ての責任者で、

いつも、父の事で連絡をくれる方。

以前お世話になった看護課長さんが定年退職されて、

その後を受け継がれている看護師さんで、

初めて、じっくり話した。

 

 

 

その看護師さんに、いつも迷惑をかけている事を謝罪した。

 

そして、私も 【父と接する時、緊張する】 という事を話すと、

 

看護師さん 『えっびっくり そーなんですか!? 確かに・・・・私も最初は、大きい声を出された時は、正直怖かったですけど、もう慣れましたよ。』

 

 

にょろ 『えーっ、すごい。 慣れるんですね。。。。私より、父の扱い方、絶対慣れてはります。私はまだ今でも、恐々接してますもん。』

 

 

看護師さん 『そーなんですね・・・でも、”気のいいオジサン” ですよね。 朗らかですし、良い時は面白おかしくよく喋ってくれはるし、”かまってちゃん” ですよね笑

 

 

にょろ 『そうそうそうそう。 まさにその通りです。』

 

 

 

 

看護師さん 『あと・・・”寂しがりや” ですよね。 すっごい”寂しがりや”』

 

 

 

私はこの ”寂しがりや” という看護師さんの言葉を聞いて、なんかまた泣きそうになってしまった。

 

 

 

わかってはいたけど、私が見て見ぬふりをしてる部分。

可哀想やな・・・と思いながらも、それに全然対応してあげてない事。

 

それを、他人が気付いてて、すごく優しい顔でこの看護師さんがおっしゃったのが、

なんか申し訳ない気がした。

私や、にょろ家の家族よりも、

他人の看護師さんや施設の方が、寂しがりやの父の相手をしてくれている。

 

父へ話しかける時の様子を見ていても、

本当に慣れていて、父がちょっとキレ気味になっても、

それをうまく朗らかに誘導するのです。

 

そして父が、『えっ、そぅかぁ~爆  笑 (にこにこ) 』  ってなってる。

 

そして父も、職員さんに冗談を言ったりして笑かしている。

 

 

なんか。。。。。。

少し。。。。。。

ヤキモチというか、申し訳なさと、安堵感と、色んな感情が入り乱れて複雑だった。

 

 

でも、総体的に、他人であるこの職員さん達に、とにかく本当に感謝です。

老健に入所する直前の父は、

独りぼっちの家で、テレビも付けず、じーーーっとソファに座っていた。

 

この施設に入っていなかったら、

寂しがりやの父は、本当に可愛そうな事になっていた。

 

もちろん、じーーっとしてるだけでなく、

度々、仕事中の私に、『死ぬびっくりマーク 死ぬびっくりマーク  『今すぐ来てくれびっくりマーク と、

私がノイローゼになりそうなくらい、電話をかけてきていた。

それを必死でかわしていた。。。。

 

まぁ、私も仕事をしないといけないし、生活があるので、実際本当に無理だった。

 

私は何度もこの看護師さんに、

 

『本当に助かってます。 ありがとうございます。』 と伝えた。

 

 

でもね。

同じ法人がやってる同じ老健でも、これが全然対応が違うのです。

結局、”施設” 云々・・・・・でなく、 ”人” なんですよ。

 

 

この件は、又改めて書こうと思います。