2011年3月11日午後2時46分…
コロナの影響により、追悼式は首相官邸で
縮小されてアッと言う間に終わり…
当時の映像は今でもネットで見つけること
ができますが、フラッシュバックしてきますね。
この画像は忘れられない写真。
いとうあかねさんという方らしい。
この後、避難所で愛犬を抱きしめている写真
も残ってます。良かった…。
炊き出しを泣きながら食べるおばあちゃん
たち…震災から何日経ったころなのでしょう
か。不安と悲しみと疲れと本当に計り知れない心の傷…
降りしきる雪の中読経を続ける僧侶の姿。
がれきの中、まだ見つからないご遺体も
たくさんあったでしょう。
「ままへ。
いきてるといいね
おげんきで」
上はロイターの写真ですが、これは
福島原発の過酷事故により、立ち入りができ
ない大熊町では、救助することすらできない
状況だった。
遺族も関係者も全員防護服着用、そして長い
時間はとどまれない。原発さえなければ。
そうすればまだ助けられた命もあった。
教習車の中で、息絶えた娘さんを発見した
ご両親。もう、これほど大きな悲しみは無い…
自分の子どもだったらと思うと、胸がつぶれ
そうになる。涙が止まらない。
3.11は日本人が忘れられない日となりまし
た。しかしその前日、3月10日も
「東京大空襲」で、一般の人たちが、無差別
に焼き殺された日から75年でした。
2時間の焼夷弾による空襲で、約10万人が
亡くなりました。午前0時8分という深夜から
始まった空襲の被災者はトータルで約
100万人。この事も忘れてはいけない。
東日本大震災は天災。
しかし戦争や原発事故は人災。
たくさんのいのちが生きて、死んでそのすべ
てに意味がありますね。生きている私たちは
亡くなった人たちのいのちの分まで、感謝
と覚悟、そして使命を覚えて生きていかなく
ちゃ、と思います。
生き抜こう！ね！
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