ドラマではない。現実の東北。無料上映。

7月１日（月）12：45～14：00　「うたごころ」
イオンシネマ高崎にて（無料上映）

イオンシネマ太田でも７/１～３の間で無料上映があります。
詳細はまだ未定。お問い合わせください。　☎　0276-47-8600



「うたごころ　２０１１版予告」

《映画「うたごころ」監督からのメッセージ》

震災の発生から丸2年を過ぎ、今、被災地では、将来の
展望が描けない苦しさから、自らの生を絶とうとする人が
増えています。阪神・淡路大震災の時も同じでした。
復興が徐々に進むにつれて、
「自分だけ置き去りにされているんじゃないか」
そんな気持ちが広がっていくのです。

私たちの社会の多くは、この国で今も続く震災の現実を、
単なる“情報”として見てはいなかったでしょうか？

一人一人の住民が背負っている試練を、“対岸の火事”や
“他人事”としてこなかったでしょうか？

伝える役目を持つニュースや記事もまた、当事者の痛みを、
どこかで“見せ物”にしては来なかったでしょうか？

私たちは、そうした“心の断層”を少しでも埋めて、
世の中がつながり合うためにお役立ちしたいと考え、
「うたごころ」プロジェクトを始めました。

商業映画と違って、宣伝のできない小さなドキュメンタリー
映画です。ですが「うたごころ」には、この2年間、想いを
重ねて一緒に動いて下さっている全国・海外の仲間の皆さん
が何百人もいらっしゃいます。

口コミ、シェア、イベントページの「友達を招待」…、
何でも結構です。つながる力、市民ネットワークで、
世の中をどこまで動かせるか？更なる挑戦です。

仲間の皆さん、お友達に「うたごころ」をお勧め下さい。
もしかしたらご覧頂いた人から「分かりにくかった」といった
反応が返ってくるかもしれません。でも、そんな時こそ、
お友達と語り合って下さい。「最後の場面の意味は何だろう？」
「なぜ泣ける映画にしていないのか？」などなど。

元々、「分かりやすさ」よりも当事者の「現実感」を大切に
作った映画です。過酷な現実の人生を“見せ物”にしない
ために。むしろ、三陸地方の人々のありのままの姿から、
きっと多くの皆さんに、“何か”を感じて頂けると信じています。

映画を通して、よりよい社会を築いていけるよう、私たちは
走り続けます。たとえちっぽけでも、誰かが喜んで下さるなら、
私たちは、また走れます。ＳＮＳの《人を結ぶ力》が、どこかに
いる“あなた”を支えることに役立つなら、こんなに嬉しいことは
ありません。
心ある皆様と出逢えるのを、お待ちしています。

映画「うたごころ」シリーズ　　　　　監督　榛葉 健（しば たけし）


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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー《映画「うたごころ」》

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