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さて、今日は
の続きです。
〇入院7日目〇
この日はエドロホニウム検査(テンシロンテスト)を行うことに。
【エドロホニウム検査(テンシロンテスト)】
薬剤(塩化エドロホニウム)を静脈注射して、眼や全身の症状が改善されるかどうかを確認するテスト。
MG(重症筋無力症)の診断にも使われる。
午後に行うと予告され、メスチノンはお休みに。
薬の効果を確かめるためには、脱力が強い方が良いのですが、なぜだか神経内科ドクターが来たときにはいつも調子が良かった私
OTでしっかり身体を動かすかなぁと思っていたら、OT前に神経内科ドクター(ベテラン2人、修行中ドクター?1人)登場。
「今からやっちゃうから」
と
(せっかく計画立ててたのに~)
まずはベッドで、どの部位で測定するかの相談。
脚も腕も調子が良かったものの、腹筋は全くダメ、頸筋(仰向けで45度持ち上げ)も少し悪かったため、腹筋と頸筋で測定することになりました。
病棟の処置室(前に腰椎穿刺をやったところ)で行うことに決まり、ベテラン2人は準備に。
修行中ドクター1人と私は、疲れるために病棟ぐるぐる。
この頃は調子の良い日は割と歩けていたため、750mテクテク歩いたところでトコトコ歩きとなり、処置室にINしました。
処置室のベッドに横になり、まずは検査前の腹筋と頸筋の様子をVTR撮影。
(一生懸命な顔恥ずかしい・・・マスクがあって良かったぜ)
その後左腕に静脈注射のためのルートを取りました。
(修行ドクターが。痛かった・・・)
薬剤(10ml?)を少しずつ注入し、気分が悪くないか聞かれました。
私は何も感じず、毎回
「大丈夫です」
と答えていました。
(ブロ友さんはすごく気持ちが悪くなった方もいたようです)
そこで、修行ドクターのやらかしが・・・(笑)
ベテランドクターに、注射を指さしながら、
「こっちはどうしたらいいですか」
みたいなことを言うなり、ベテランドクターから、
「いいからっ。(怒)」
それには触れるななオーラ(笑)
そこで察しました。
多分2回やるんだな、1回はダミーなんだな、と。
さて、注入後、30秒経ったら測定開始。
まずは首から。
仰向けで45度持ち上げ、なんとか40秒程キープ。
検査前と変わりなしでした。
次に腹筋。
全くできず。
どうやらダミーの方だったようです(笑)
そして2回目。
同様に、注入後30秒経ったら測定開始。
まずは首から。
仰向けで、さっき同様に持ち上げようとしたところ・・・
ぐわっ
びっくりする勢いで首が持ち上がったと思ったら
かくん
と頭が落ち、キープしようとしたら、背中がガクガク震えだし。
さらに、肩から上が自分じゃないようなホワンと薬に影響を受けてる感があり、不快でした。
(もうやりたくない・・・)
ドクターストップがかかり、終了。
私は首には変な効き目があるようです。
気を取り直して腹筋。
小学校の体力テストのやり方(正確には腕は前でバッテン)で、上体起こしスタート。
1! 2!
余裕でできます
「いくらでもできそうですけど、どうしたらいいですか」
なんて言いながら5回やったところで、終了。
効果抜群でした。
その後5分経って、再度腹筋を。
・・・
できませんでした(笑)
「がっつり陽性なこと」「テンシロンは効果が短いということ」を身をもって知りました。
因みに2回やると見せかけて、いきなり1回目で本物ってこともあるそうです。
確かに場合によっては嘘をついたり、思い込みで結果が変わる、なんてこともありますもんね。
私にはタネがばれちゃいましたけど・・・(笑)
でもしっかりと薬の効果は出ましたので、まあ結果オーライです。(修行ドクター頑張って~(笑))
これからやる方も、素直な気持ちで受けてくださいねー!
続きます