1975年の作品なんですね…
知らなかった。
設定が1900年ということで、
クラシックな雰囲気が往年の少女漫画のようで、かなり私好みでした。
寄宿学校のインテリアや
女の子たちの真っ白な制服、
馬車で行く遠足などなど…
ソフィア・コッポラが影響を受けたというのも
観て納得です。
これは好きそうだわ…
しかーし、この作品、謎が謎のままで終わってしまうので
ストーリーを追って、はっきり答えを見つけたい人には向かないですね。
意外と女の子たちがいなくなるのが早くて、
彼女たちを狂ったように探し回る男性とか
いなくなったミランダのことが大好きな身寄りのない女生徒とか
経営に苦慮する院長先生とか
さまざまな人たちの様子も描かれていて
何かがはっきりするのかと期待しても
その期待はあっさり裏切られて
終わってしまうという…
ハッキリスッキリしたい人は
かなりフラストレーションが溜まるのではないかしらん。
私もはっきりさせたいというわけではないけれど、
せっかくなので、原作を読んでみようと思っております。
原作もきっと何も解決してはいないと思うけれど。