映画『ミセス・クルナスVS.ジョージ・W・ブッシュ』鑑賞 | Be Here Now

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なかなかすごい作品でした。 


息子をグアンタナモから取り戻そうと奮闘する母のお話です。

(弁護士さんもなかなかの活躍)


大統領と対峙するような場面は残念ながらありません。


母ラビエ(ミセス・クルナス)がめっちゃすごくて、

弁護士事務所にアポ無し突撃したり、

一方通行を逆走しちゃうようなトンデモおばちゃんなのですが、

そのパワーが息子さんを救ったのかも、と思いました。


そして、内容は本当に厳しいのに、

コメディタッチで明るい作品になっているのがよかったです。


エンドロールで本人たちの写真が映し出されるのですが、

すごく似ていてびっくり。


息子がなぜパキスタンに行ったのか

本当のところは分かりませんが、

(私はちょっと怪しいと思っちゃいました)

裁判もなしに収監するというやり方が間違っているのは確かで

そこを突いたわけね…と納得。


しかし、一日中光と爆音に曝されて何年も生き延びた息子さん、

ものすごい経験をしてしまって

どうなってしまったのかと思ったら

ソーシャルワーカーになったとか。


母の愛と根性あっての帰国&社会復帰。

本当によかった。