舞台『兎、波を走る』鑑賞 | Be Here Now

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東京公演終了間近。


『フェイクスピア』とも共通する、誰もが記憶しているに違いない

「実際にあったこと」を語った作品。


前回は日航機事故のブラックボックスの録音をそのままセリフにしていて

かなり衝撃的だったのですが、


今回も「あの事件」について、

記憶の底に沈んでいた、信じがたい事実を思い出しました。


野田さんのお芝居は、アンサンブルも含め役者さんたちがとても良くて安心して観られるのですが、

今回も素晴らしかったです。


高橋一生さん、松たか子さんはもちろんのこと、


前回残念ながら参加できなかった大倉孝二さん、

アドリブと思われる部分(酒池肉林のあたり^^;)も含め大熱演。


初参加の多部未華子さんもアリスにぴったりの透明感。声もよく通っていました。


そして、大鶴佐助さん。誰?大鶴…?と思ったらその通り。唐十郎さんの息子さんだそうで。

なるほど、存在感ありました。



あの台詞の衝撃が忘れられない『フェイクスピア』についてはこちら