本物の怪物はきっと…
ある出来事を複数の視点から語り直す…という手法で作られた作品。
そのため、同じことでも全く違って見えてくるわけで
誰が正しくて誰が悪いのか、真実はどこにあるのか、
混乱したまま最後のパートを観て、つらくなってしまいました。
ラストシーンをどう捉えるかはその人次第だと思いますが、
私は少なくとも絶望ではなく、そこに希望があると思いたいです。
そして、
特筆すべきは田中裕子さん演じる校長先生の静かな狂気。
そこ知れぬ怖さがありました…
ヤバい人です。
そうそう。何気に中村獅童さんがめっちゃ好演してました。
好演と言ってよいのか分からないけど。