コンペ『アシュカル』鑑賞 | Be Here Now

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現在は、ほぼ映画ブログになっております。たまに旅行や食事のことも。不定期更新です。コメントをいただくのは大変ありがたいのですが、あまり関係ないと思われるものにはお返事はしておりませんのでご了承くださいませ。

個人的に東京国際映画祭はほぼ終了したので、

観た作品を今日からどんどん紹介していきます(あくまでも予定^^;)


最初はコンペティション部門から。


『アシュカル』


チュニジアが舞台の刑事ものがなぜコンペに?と思いながら鑑賞したら、

やはり普通ではなかったです^^;


焼死体が見つかったものの、ガソリンをかけた様子も苦しんだ様子もなく、

靴や服は脱いで残されていた…ということから

自殺として処理されそうになりますが、


その後も同様の事件が次々と続いて、

捜査中の刑事までが犠牲になってしまいます。


そして最後は、えええ?なんだこれは…という展開。


謎解きや犯人逮捕で解決するような作品ではなかったです。

やっぱりコンペや…


観終わって印象に残るのは

建設途中で放棄されたビル群と異様な炎のみ(あとラストのあのシーン)となっております。


不思議な作品でした。


しかし、チュニジアにあんな地区(政治的事情により建設を放棄された)があるなんて

全然知りませんでした。


人影もないし、夜は真っ暗で怖いし、

こういう作品の舞台としてはうってつけかもしれません。