1930年代のドイツを舞台に、
時代に翻弄されながら生きた主人公ファビアンを描いた作品。
ラストシーンが衝撃的!!!
(原作を読んでいないもので^^;)
親友ラブーデや恋人コルネリアに比べたら、ファビアンは「特別」になろうとする
野心がないように見えるし、
彼は世の中の流れに乗れず(乗らず)
かといって逆らいもせず、傍観者として生きているようだけれど、
私から見ると至極真っ当で、周りが狂っているようにしか見えませんでした。
あの時代にその姿勢は逆に難しかったのではないかな。
一緒に狂った方が楽なのではないかしら。
そして最後のファビアンの選択があまりにも無謀すぎて絶句!
最後に、ネタバレになっちゃいますが、
泳ぎは習っておきましょう。
もしくは冷静に、いざという時は泳げる人を探しましょう。
以上、あまり泳ぎが得意ではない私からの教訓でした。