K’s cinemaで行われている台湾巨匠傑作選。
今年はほとんどが侯孝賢監督の関係作品で占められています。
そんな中で最初に観たのはこれ。
侯孝賢監督の“台湾ニューシネマ”以前の作品です。
アイドル映画らしいのですが、
最初のCM撮影シーンから侯孝賢らしさがすでに発揮されておりまして、
子どもたちがいたずらしようと牛の糞爆弾をしかけるとか
アイドル映画にはあるまじきシーンに驚きました^^;
ストーリーは、ちょっともうなんていうか…え?こんなんでいいの?という感じで、
好みの問題かもしれませんが
私としてはいろいろな意味で「ムリ」でした。
特に主人公のシンホイの言動が…
あと、昔の作品なので仕方ないのかもしれませんが
音楽(劇伴)がうるさすぎます。
センスもへったくれもないと言っては言い過ぎでしょうか。
侯孝賢の初期作品ということで
らしさもありつつ、やはり商業映画。
観て面白かったとは思いますが、
もう一度観ようとまでは思えなかったです^^;
なかなか貴重な経験でしたけど。
余談
「仰げば尊し」が、台湾語で食べ物を列挙する歌になっていてびっくり。
所変われば歌詞変わる。かなり興味深かったです。