スコットランド訛りがよく分かリませんでしたが…^^;
依頼を受けて「オックスフォード英語辞典」を作り始めた学位を持たないスコットランド人学者のマレーと、
精神を病み殺人を犯したアメリカ人の元軍医マイナー。
マイナーの協力を受け、マレーは辞典の編纂という一大プロジェクトに尽力するのだが、
協力者が殺人犯と明るみに出てしまい、さらにはマイナーの病状が悪化していく…
事実を元にしたストーリーということに、まず驚きました。
信念を持って辞書作りを進めるマレーを演じたメル・ギブソンもよかったですが、
なんといってもショーン・ペンの渾身の演技が素晴らしかったです。
そして、看守マンシー役のエディ・マーサンや、唯一マレーを応援してくれるフレデリック・ジェームズ・ファーニヴァル役のスティーヴ・クーガンが
いい味を出していました。
人間ドラマなので、学術的なことはほとんど出てきませんが、
特に、“英語という言語”に興味のある方は、観て損はない作品だと思います。