実は私、結構早く犯人に見当がついてしまったのです…^^;
まあ、でも誰が犯人かを考えるのではなく、
主人公たちと一緒にいる気持ちでドキドキできたらよかったのですが、
ペネロペ・クルス演じるラウラが、
「泣き叫ぶだけの、足手まといのバカ女」にしか見えなくて、
全然入り込めませんでした。
私は、ラテン系の作品にありがちなこの手の女性は本当に苦手。
そして、
ハビエル・バルデム演じる元カレのパコが不憫で仕方なかった…
一番の被害者は彼ではなかったかと思います。
アスガー・ファルハディ監督としてはまあまあの出来かな…と思いますが、
小さな村での人間関係や、各登場人物のキャラクター、スペインの田舎(葡萄畑)など、
見所もたくさんあるので、
観て損はないと思いますよ。
ラスト、ラウラのお姉さん夫婦の会話がめっちゃ気になります…
そしてパコの将来も。