もう2ヵ月近く経ってしまいましたが、
私の独断と偏見に満ちた2018年外国映画ベストテンをここでこっそり紹介しておきます。
※バーフバリは封切りが2017年でしたが、年が明けてから観たので入れておきます☺︎
・スリー・ビルボード
去年の2月に観た作品ですが、すでに私の中でベストテン入りは決定していました。主人公のミルドレッドがハードボイルドすぎ!
・シェイプ・オブ・ウォーター
これも、観てすぐにベストテン入り決定。とても美しい作品です。ダークなトーンとちょっと気味が悪いところもナイス。
・ボヘミアン・ラプソディ
クイーンを知らない人でも、引き込まれてしまう魅力的な作品。知っている人ならもちろん涙なしでは観られません。
・判決、ふたつの希望
問題提起型の社会派作品なのに、登場人物の心の動きをうまく捉えた素晴らしい作品。誰かを悪者にしないのも良かったです。
ここまでがキネ旬と重なっている作品。そしてここから下が私の偏愛作品です(笑)
・君の名前で僕を呼んで
個人的好みで選びました^^; 光や風景、登場人物、すべてが美しくて、はかない(そしてひねりの効いた)ひと夏の恋でした。
・ナチュラルウーマン
最優秀女優賞はこの人しかいないと思います。強くて繊細で美しい!彼のサウナのロッカーを探すシーンは本当に切なかった…
・バーフバリ 王の凱旋
去年一番観た作品です。単純なお話ですが、パワーとスケール感が図抜けていて、ありえないアクションも見応えありました!
・タクシー運転手 約束は海を越えて
韓国の怖さと強さを感じました。タクシー運転手たちがカッコイイ!民主化を勝ち取る前にはこんな悲劇があったことを初めて知りました…
・台北暮色
優しい雰囲気がとても好きでした。特に何が起こるわけでもないけれど、皆がいろいろなものを抱えて生きている、そんな当たり前のことを再認識しました。
・ブリグズビー・ベア
これ、傑作だったと思います。ヘンテコでハートフルなファンタジー最高!映画好きとしては「映画を作ることで救われる」のがツボです。
ちなみに、キネマ旬報の外国映画ベスト・テンは、
1. スリー・ビルボード(マーティン・マクドナー監督)
2. ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(スティーヴン・スピルバーグ監督)
3. シェイプ・オブ・ウォーター(ギレルモ・デル・トロ監督)
4. ファントム・スレッド(ポール・トーマス・アンダーソン監督)
5. ボヘミアン・ラプソディ(ブライアン・シンガー監督)
6. 15時17分、パリ行き(クリント・イーストウッド監督)
7. 顔たち、ところどころ(アニエス・ヴァルダ監督、JR監督)
8. 1987、ある闘いの真実(チャン・ジュナン監督)
9. ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ(フレデリック・ワイズマン監督)
10. 判決、ふたつの希望(ジアド・ドゥエイリ監督)
でした。7と9は観てはいるのですが、私の場合は候補に入れられないので、それ以外と比べてみると、同じのもあれば、それほど私が好きではなかった作品もあり…でした。
『顔たち、ところどころ』はドキュメンタリーを入れてよければ、絶対に入ってます。アニエス・ヴァルダ監督最高!今度2本立てで上映されるので、また観に行こうと思ってます。