楽しかった~!
ジョニー・トー監督、シルヴィア・チャン&チョウ・ユンファ出演のミュージカル作品
3時間半ある舞台劇を2時間を切る映画にするために、歌で見せる工夫をしたのだとか。
大都会の、とある企業を舞台にした群像劇です。08年の舞台作品を映画化したものとのこと。
チケットが取れた時には席が後方しか残っておらず。スクリーンが遠かった…^^;
終了後には、社長役のシルヴィア・チャンさんをゲストにQ&Aが行われました。
通訳は、安定の周さん!
質問者さん、私もスケルトンのセットがめっちゃ気になっていたので、聞いてくれてありがとう~!
現代人は秘密を持ちにくいとか、外から檻の中を覗くようにとか、階段は上昇や下降を表しているとか、なるほどなるほど。
でも、そんな解説がなくても、セットの素晴らしさは群を抜いていて、今年の金馬奨で最優秀美術賞をとったのも納得です!
この作品はお金や権力で人の心が変わってしまう現代社会を描いているのですが、
音楽のせいかミュージカル仕立てのせいか出演陣のせいか、
なんだかクラシックな気がしてしまったのは私だけでしょうか。
とても興味深い作品ですが、日本で普通に公開することはないのかな…?
もし公開したらもう一度、今度はスクリーンの近くで観たいです^^;