第14回東京フィルメックス総括 | Be Here Now

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現在は、ほぼ映画ブログになっております。たまに旅行や食事のことも。不定期更新です。コメントをいただくのは大変ありがたいのですが、あまり関係ないと思われるものにはお返事はしておりませんのでご了承くださいませ。

12月1日(日)は、第14回東京フィルメックスの最終日でした。
(クロージングセレモニーは11月30日に行われていましたが…)
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コンペティションでは、『花咲くころ』が最優秀作品賞に選ばれました。
TIFFといいFILMeXといい、自分が観た作品が選ばれると
自分の選択眼を褒められているようで気持ちが良いものですね♡
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ぜひ、いろいろな人に観ていただきたい作品です。
(公開するのかな…?)

さて、特別招待作品は4本鑑賞。
こちらは次々と公開が決まっているようです。

・『鉄くず拾いの物語』
監督は、ダニス・タノヴィッチ
「実際に起こった事件をその当事者たちを俳優として起用し、9日間という短期間で一気に撮り上げた作品」とのこと。仕事、収入、社会保障、医療費などなど、厳しい現実が語られます。ちなみに、主人公を演じていた方はその後定職に就くことができたそうで、それを聞いてホッとしました。だって映画の中ではほんとうに辛そうだったのだもの。
ベルリン映画祭で審査員グランプリ、男優賞、エキュメニカル賞特別賞の3賞受賞
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タノヴィッチ監督は、ヨーロッパの右傾化、ロマ問題についても熱く語っていらっしゃいました。
Be Here Now-タノヴィッチ

・『わたしの名前は…』
監督は、アニエス・トゥルブレ(アニエスベー)
まず、使われている色が独特。主人公セリーヌの着ているTシャツや、彼女が乗り込むトラックの赤が印象に残ります。また、トラックに飾られた馬や海辺で子どもたちが遊ぶボールの青もまた印象的。さすが、アニエス。ただ、モノクロや急にストップモーションになったり、文字が書かれたり、実験的な映像も差しこまれるのですが、それは少しやりすぎの感もあったかな…
お話は決して明るいものではないのですが、セリーヌと長距離トラック運転手のピーターが旅をするシーンはとてもよかったです♡
ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門で上映

アニエスさん、質問に丁寧に答えていらっしゃいました。
Be Here Now-アニエス


・『閉ざされたカーテン』
監督は、ジャファル・パナヒ&カンボジヤ・パルトヴィ
パナヒ監督は政府によって映画製作を禁じられているので、もちろん来日はなし。
別荘に犬を連れた作家が、執筆活動をしにやってきて、彼は何故か別荘の窓に黒いカーテンを取り付け、外から中の光が漏れないようにしていくのだが、そこへ政府に追われた1組の男女が逃げてきて…
という感じで物語は進んでいくのですが、いつのまにか登場人物がいなくなったり、急に登場したり、なんと言うか、とても不思議な作品です。映画ならではのトリックというべきでしょうか。
ベルリン映画祭脚本賞受賞


・『ピクニック』
監督は、ツァイ・ミンリャン
台北の郊外に暮らす父親と二人の子供たちの姿を、長回しで見つめ続ける作品。
これはきつかった~!どこかの映画祭で「長すぎやしませんか?」と言われたとか言われなかったとか。主演の李康生が看板を持って雨の中じっと立っていたり、チキンを黙々と食べたり、キャベツをバリバリ食いちぎったりする姿をずーっと観ていなければならないつらさが…そして、ラストシーンには本当に参りました!勘弁してくださいって謝りたくなってしまいました(笑)
ヴェネチア映画祭審査員大賞受賞

予定外の挨拶で監督登場!若い&カッコイイっす。
Be Here Now-蔡

FILMeXならではの、作家性の強い作品ばかり鑑賞したので、お腹いっぱい…
ヨガで言えば「カウンターポーズ」ということで
ハリウッドの超大作でも観にいこうかなぁ。
…でも、何かやってましたっけ?
(全く知らないわ…)