『NO』(コンペ部門)

88年、チリのピノチェト独裁政権の信任を問う国民投票に向け
「NO」陣営に起用されたCMディレクターの視点で
TVキャンペーンの準備から投票、結果までを描いた作品。
政治的なテーマでこんなに面白い作品ができるなんて!すばらしい。
しかし、CMディレクターの手にかかると、
政治キャンペーンも、明るく楽しくなっちゃうんですね~。
当時のTV映像も、いかにも80年代という感じで楽しめました。
つぎはワールドシネマ部門
『眠れる美女』

こちらは09年、17年間昏睡状態にある女性の延命措置に関して
イタリア国会で行われることになった
「SI」か「NO」かの投票にまつわる3つのエピソード。
ストーリー自体はフィクションです。
この出来事、イタリアでは国民的関心事だったんですね。今さらながら驚きました。
Q&Aには、監督の息子でもある俳優の
(若い女性の自殺を阻止しようと奮闘する医師役)
ピエール・ジョルジョ・ベロッキオさんが登場。
イタリア人らしく喋る喋る…

全くの余談になりますが、
イタリア国会の地下にはテルマエがあって、
(テルマエ・ロマエか?)
議員さんたちが風呂に入りながら国会の中継画面を見ている…
というシュールなシーンがありました。
でも、これは残念ながら事実ではないそうです(笑)
尊厳死については、人によって意見はそれぞれだと思いますが、
一度ちゃんと考えてみるのも大切なことですね。
さて、今日はどんな作品に出会えるのでしょうか。楽しみ!