栄養療法実践整形外科医の今日の独り言です。

2日目のファスティングは無事に終えました。

そうして迎えた3日目の朝の目覚めは、
スッキリしていました。

朝はミネラルウオーターを飲み、
梅干しを1つ頬ばり、
酵素ドリンクを仕込んで
それをチビチビと飲んでスタートしました。

食事はしていないので、
腸内は空っぽ。

しかし、
水分を補給しているので水様便が出ます。

固形物を食べていないので、
便は塊が出ません。

水様便ですが、
本当にシャワーのように出てきます。

でも、
下痢と違って、
お腹が痛かったり
渋り腹のようになったりしません。

便意があり、
トイレに座るとシャーッと出てきます。

ファスティング3日目となると、
" 本当に腸の中は空っぽなんだな〜"
って思いました。

でも不思議でした。

腸内は空っぽなのに、
お腹がよく動いているんです。

身体はスッキリ軽く、
腸は元気に動いてる。

気持ちはイライラせず、
怒りを忘れたかのように穏やか。

アドレナリンが出ないで
交感神経が緊張しないから、

副交感神経が優位になっているのです。

3日目はクリニックの休診日。

片道一時間の自動車通勤はなく、
アドレナリンが出にくい生活ができます。

ファスティングアイテムの中の
アミノ酸は2日目で使い果たしました。

指導者に連絡して、
アミノ酸は
BCAAや
必須アミノ酸でいいかを確認しました。

お返事は、
それでOKとの事でした。

低血糖を起こさないように
酵素ドリンクをチビチビ飲み、

脱水を起こさないように
マグマソルトを舐めて、

お昼にはまた梅干しを食べる。

3日目は無駄にエネルギーを使わないので、

身体はポカポカで
頭はスッキリで
身体は軽やか。

ファスティングの目的である
ミトコンドリアの活性化と
デトックスが出来ている実感がありました。

食べていないので、
身体は蓄えた脂肪を燃焼するしかなく、

カロリーの高い脂肪が燃えるから
身体はポカポカ。

しかも、
脂肪に溶けやすい毒物が
脂肪を燃焼する事で外に出るから
デトックス効果あり。

身体が温かいから、
入浴すると汗が出やすく更にデトックス。

3日目の終わりには、
アイテムの1つの硫黄臭い入浴剤を入れて、

ゆっくり感慨深く
ジワジワ汗をかきながら入浴しました。

なんとか
人生初めての3日間のファスティングを
無事に終えることができました。

初日は低血糖発作を起こして
リタイアしようと思いましたが、

指導者のアドバイスのお陰で
3日間やり切りました。

そして、
明日からはファスティング後の
回復食が始まります。

メニューは
スッキリ大根。

大根1/3本を短冊切りにして、
昆布だしで柔らかく煮込み、

キュウリの細切りと一緒に
味噌と潰した梅干しで頂き、

1杯目は白湯と梅干し、
2杯目と3杯目は出汁と梅干し、
温かい飲み物と共に

40分かけて食べました。

味覚か研ぎ澄まされていました。

大根が口の中で液状になるまで噛み、
ゆっくり飲み込んで梅湯を飲む。

いつもなら
5分あれば平らげる量を

40分かけて食べました。

この回復食の効果は絶大でした。

腸内の洗浄が目的ですから、
その後は
"1時間はトイレから出られません"
のマニュアル通りでした。

水様便の勢いたるや、
まるで火消しの放水のようでした。

便意が治るや、
お腹は超〜スッキリでした。

3日間休ませた胃腸に
また働いてもらう準備に
また数日間を要します。

ファスティングの後は、
普通に食べるための準備が始まります。

食事は胃腸のためにどう食べるべきなのか、
それを身にしみて感じる事になる
そんな出来事がまたありました。

それは、また次回。

では、また。