栄養療法実践整形外科医の今日の独り言です。

低血糖発作で死にそうになって、

夕方以降に糖新生がうまくできない
                                という事実を知った

ファスティング初日。

2日目の朝、
酵素ドリンクを飲んで、
梅干しを1つ口に入れて、

運転中に飲む酵素ドリンクを仕込んだ
ペットボトルを抱えて出勤しました。

アドレナリンが出ないように、

いや
アドレナリンを出さないように、

ゆったりとした気分で運転しました。

横から割り込みたい車に道を譲り、
ノロノロの車にもイラつかず、

追い越し車線に出る事はほぼなく、
ノーストレスで通勤しました。

不思議です。

穏やかでした。

今までの行け行け運転は
自分の性格だと思っていました。

そうじゃないんだという事を、
ファスティング2日目に理解しました。

行け行け運転も、
ノロノロ自動車に対するイライラも、

アドレナリンのせいだったようです。

朝から血糖値を安定させれば、
アドレナリンが出てこないのです。

交感神経が優位にならないから、
リラックスして過ごせます。

気づくと、
腸がやたら動きます。

何も食べていないのに、
腸が元気なんです。

つまり、
副交感神経が優位。

なんだか落ち着き払った
ジェダイマスターになった気分でした。

そして、
更に気づいたんですが、

手がポカポカでした。

クリニックの駐車場に車を止めて、
院長室に入ってユニフォームに着替え、

酵素ドリンクと塩のミニボトルを持って
診察室のデスクに置きました。

ファスティング2日目の診察が始まりました。

初日よりハイペースでドリンクを飲み、
時々塩を口に入れながら仕事しました。

"院長が何かやってる"

外来ナース達が
そう思っているのがわかったので、

「昨日からファスティング中で、
                                           今日が2日目。」
と説明しました。

何も食べていないのかと聞かれたので、 

酵素ドリンクをチビチビ飲むこと、
塩を摂ること、
梅干しを1日3個摂ること、
水分は1日2リットル以上飲むこと、

などを説明しました。

で、どうなんですか?

って聞かれたので、

昨日死にそうになったけど、
今日は大丈夫みたい、

って答えました。

初日と違って、
ファスティング2日目の外来は静かでした。

無駄にテンションを上げないで、
いつもは腹が立つような事にも動じない。

初日よりもハイペースでドリンクを飲み、
塩を口に入れて味わい、

ミネラルウォーターを飲んで
昼前には指導者からアドバイスを頂き、

魚の出汁を飲みました。

実はスーパーで
美味しそうなのを見つけたのでした。

なんと、
のどぐろ出汁の海藻スープ。

マグカップに出して、
カップ8分目までお湯を注いで、

これを1時間かけて飲みました。

チビチビ、
しかし、
味わい深く。

2日目は、
午後からやたらに手足が温かく、
頭も冴えていました。

腹も立たずに、
全てを許します的な、
悟りを開いたような、
ゆったりとした落ち着きがありました。

午後の外来を終えると、
初日のような空腹感も感じず、

アドレナリンを出さずに過ごせたな、
となんだか達成感がありました。

帰宅前、
あらかじめ車のエンジンをかけて、
車内を温めておくほどの準備の良さ。

さて帰ろうかという時に、

私の心配をしてくれた
指導者からアドバイスが来ました。

"先生、家に帰っても食事は出ないので、
ゆっくりとお帰り下さい。"

まさにその通り。

ファスティング中なので、
夕食に急いで帰る必要はないのです。

乗り込む前から暖まっている車に乗り、
初日に死にそうになった、
高速道路走行も滑らかでした。

走りながら、
昨日はここで動悸がしたんだよなー、
昨日はここで車を止めたんだよなー、

ドリンクを飲みながら、
初日の回想をしながら帰りました。

家に帰ると、
ファスティングアイテムのひとつの
入浴剤をお風呂に投入しました。

しかし、
この入浴剤には硫黄が入っているため、
お風呂の香りは良くありません。

私が入ったお風呂の匂いは、
なんだかドブのような臭い匂いでした。

匂いは臭いのですが、
静かに目を閉じて、

デトックスしてる、
デトックスしてる、

と念じながら入浴しました。

2日目は
あまり空腹感を感じませんでした。

明日はどんな感じかな?

家族より早く床に就きました。


                   続く。

では、また!