栄養療法実践整形外科医の今日の独り言です。

栄養療法やアンチエイジングを学ぶと、

目の前にある食べ物が
どこで作られているのか、
どんな餌で育てられたのか、
どんな材料が使われているのか、
などが気になります。

産地、
餌、
材料、
にこだわって作られている製品は
なかなかお目にかかれません。

見つけるのも意外と大変です。

せっかく見つけても、
先に見つけた方達に買い占められていたり、

そもそも数が少ないので、
なかなか手に入りません。

私は外食が多いのですが、
外食先で使われている油は気になります。

しかし、
コストの関係で
エクストラバージンオリーブオイルや、
亜麻仁油やエゴマ油、
バターやラードが
調理でしっかり使われている
なんて思っていません。

サラダ油、
マーガリン、
ショートニング、
良くても植物油でしょう。

外食の油は
そういうものと思って
自分の責任で摂取しています。

だから、

自分はサプリメントで

EPA,
DHA,
γ-リノレン酸、

などを必ず摂取しています。

いい油は
自分から進んで摂る必要があります。


血液検査でEPA/AA=1.0以上を目指して。 


しかし、
なかなか1.0以上は難しい。

良くても0.7くらい。

uDHA  6粒、
ωR 4粒、
これを1日に摂取していて
やっと0.7くらいです。

1.0を目指すためには、
食事で魚を増やせば良いと思い、
最近は朝食を魚の缶詰にしました。

今までは朝食に
卵やプロテインを摂取していましたが、
EPA/AA=1.0 を目指そうと変更しました。

新たな人体実験の開始です。

コンビニの棚にある食材で、
オーソモレキュラー的に一押し食材が
魚の缶詰です。

マグロ(ツナ)缶はダメです。
選ぶなら鯛より小さい魚。

魚の種類は青魚、
缶詰の種類は水煮。

魚の水煮缶を見ると、
材料がシンプルです。

魚の名前、食塩。

表示はこれだけです。

本当は食塩ではなく、
海水を使って欲しいです。

水煮は、
サンマ、
鯖、
鮭、
が多いです。

イワシはなぜか蒲焼きが多く、
食べたくても食べません。

蒲焼きには
砂糖や
何やら怪しい添加物が
どうしても入り込んでいるからです。

缶詰朝食は簡単です。

缶の蓋を開けるだけで、
タンパク質、
カルシウム、
ビタミンD、
EPA、
DHA、
などが手軽に摂れます。

私の最近の朝食は、
魚の水煮缶、
ココナッツオイル、
サプリメント、
豆乳パックまたはアーモンド効果パック、
です。

サプリメントの内訳は、
NB-X 4粒、
ナイアシン150 3粒、
亜鉛&ビオ 3粒、
CaMg 3粒、
ビタミンD3+5000 1粒、
uDHA  2粒、
ωR 1粒、
SZ  1粒、
あとC1000 1包。

基本的にこれを朝昼夕に摂取します。

あっ、
あと凄いサプリメントを1カプセル。
(結果が出るまで非公開)

人には細胞は30兆個あります。
細胞は
油でできている細胞膜を持ちます。

細胞膜の構成成分である油は
人の細胞の機能を左右するのです。

自分の細胞の膜が
どんな油で構成されているのか?

これを知らずして、
健康は語れません。

油と言うと
コレステロールが取り沙汰されますが、
それよりも自分の細胞膜が
どんな油で構成されているのかの方が
大変重要になります。

血液検査で
悪玉コレステロールが高いと言われ、
それを下げる薬が出されても、

自分の細胞膜の
油の構成を考えなくては
病気はなかなか防げません。

細胞膜の油の構成を見るのが、
EPA/AAなのです。

これは
ω3系のEPAとω6系のアラキドン酸の比。

これが 1.0 というのは、
自分の細胞膜の油の構成が
ω3系 と ω6系 が 1:1 であることを
表しています。

細胞膜が破れると、
細胞膜を構成する油から
エイコサノイドといわれるものが作られ
放出されます。

エイコサノイドは、
腫れて熱を持つなどの炎症を起こしたり、
逆に
炎症を抑えたりする働きがあります。

しかし、
炎症を起こしたり抑えたりしたら
直ぐに消えてしまいます。

細胞膜が破れると作られて、
仕事をしたら直ぐに消えるのです。

炎症を助長するのか、
炎症を抑制するのか、
これはどんなエイコサノイドを作るか
で決まります。

うーむ、
長いblogになりそうです。

何回かに分けます。

今日はここまで。

では、また。




あっ、
油についても私の本に書いてあります。