埼玉県 北本市 大友外科整形外科の
栄養療法実践整形外科医の今日の独り言です。

最近blogを書くのをやめていました。
ブルーライトで目が疲れて、
長時間持たないんです。

そして、
新たな勉強をしていたのです。

どんな勉強かは秘密です。 

気になりますか?

でも、
ナイショです。


さて、


今日は私の肝臓に関連した話です。

私は38歳の時に開業しました。
その時受けた健康診断の
腹部超音波検査で

『先生、脂肪肝ですよ。』

と指摘されました。

脂肪肝?
だから何なの?

健康診断ではそれを指摘されただけで、
どうしたらいいのかを
             指摘されませんでした。

血液検査の結果もすべて基準値内で
異常なし。

若くて無知だった私は、
そのまま脂肪肝を放置していました。

脂肪肝っていわれたけど、
感覚的に健康だし、
ずーっと放置して過ごしました。

実は私が17歳の時、

開業医であった父親が
  導入したての超音波検査器で
    私のお腹を検査してくれました。

『お前の肝臓キラキラしているなー。』
『どういう事?』
『脂肪が溜まっているんだよ。』
『・・・』
だから、何だっていうのか、
                 どうしたらいいのか、
父親からも
       説明やアドバイスはありませんでした。

私は17歳から38歳まで
            ずっと脂肪肝だったのです。

"脂肪肝って、
     超音波検査しないと分からないんだ"
って、
     つい3年前までは思っていました。

分子整合栄養医学、
すなわち栄養療法を学んでからは、

私は血液検査データから
脂肪肝を読み取れるようになりました。

医師となって24年目、
分子整合栄養医学を学んで初めて
血液検査データの意味を知りました。

私が17歳のとき、
たまたま父親が超音波検査で
私の肝臓に脂肪が溜まっていると
教えてくれましたが、

それは私が17歳になる前に
既に脂肪肝があったという事実です。

分子整合栄養療医学を学んで、
患者さんの血液検査データを見ると、
とにかくデータの見方が変わります。

今までは "基準値にあるから"
とスルーしていたところも

"あれっ?
こことここがこうだから、
この方はきっとこんな症状があって、
こんなふうに辛いんだろうなー"

と科学的に判断できるようになりました。

そんな目で
患者さんの血液検査を眺めていると、
驚愕の事実に気づいたんです。

脂肪肝じゃない人って、
いないんじゃないの?

そうなんです。

クリニックに来る方は、
         健康な人ではありません。

私のクリニックは整形外科ですから、
肩こり、
腰痛、
関節痛、
手足のしびれ、
怪我などの患者さんがメインですが、

血液検査をすると
なんと脂肪肝が多い事か!

先日来た8歳の男児も脂肪肝でした。

小学生の肝臓にも
既に脂肪が溜まっているんです。

脂肪肝って、
酒ばかり飲んでいる
オヤジの肝臓だって思ってはいけません。

そもそも17歳の私は、
酒を飲んでいませんでした。

ではなぜ私は、
17歳で肝臓に脂肪が溜まったのか?

今ならわかります。

答えを書く前に、

皆さん脂肪肝ってイメージ出来ますか?

綺麗な肝臓と脂肪肝の
             違いがわかりますか?

デパートの精肉売り場に行くと、
赤いレバーがありますね。

綺麗な肝臓は、まさに赤いレバーです。

では、脂肪肝は?

フォアグラです。

バターのような脂肪の色です。

なぜ私が17歳で脂肪肝になったか?

それは
フォアグラの作り方を学べば
一目瞭然です。

(フォアグラの作り方は、
あまりに見るに耐えないため、
blogで紹介できません。
自分で検索して下さい。
動画によっては
刺激が強いのでご了承下さい。)

17歳の私は強制給餌ではなく、
自分の意思で炭水化物と油を
大量に摂取していたんです。

当時よく食べていたお菓子が、
カール、
カッパえびせん、
サッポロポテト、
ポテトチップス、
歌舞伎揚、
アイスクリーム、
チョコレート。

ご飯は揚げ物、
大盛りのどんぶりご飯、

夜食にカップラーメン、
大福。

医学部の学生の時も、
医師となった後も、
似たような炭水化物中心の食事。

長期間続けたから、
自分の肝臓はフォアグラになったんです。

私達の身体は
食べたものから出来ています。

その通り!

炭水化物中心の食事をすれば、
当然脂肪肝になっていきます。

私が証明済です。


さて、

脂肪肝ですが、
放置していていいのでしょうか?

私の自論を語っていきますが、
ブルーライトがきついのでまた次回に。

では、また。