埼玉県 北本市 大友外科整形外科の
栄養療法実践整形外科医の今日の独り言です。

パワープレートって知っていますか?
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忘れもしない2009年の夏、
私が初めて乗ってから
愛して止まないマシーンです。

振動が私の身体に衝撃を与えたのです。

わずか2分の体験で、
私は整形外科のリハビリが
変わって行くに違いないと感じました。

2009年秋に自分のクリニックに
パワープレートを2台導入してから、
2017年現在では8台に増えました。

パワープレートは本来
アスリートのトレーニング用機器でした。

私がクリニックに導入して、
患者さんのリハビリに使おうと決めた時、

膝や腰や肩が痛かったり、
肉離れで歩けなかったり、
骨折の後で歩けない方や、
ましてや高齢者には使えないのでは?

という常識があったように思います。

患者さんに使っていいのかを
パワープレートの営業担当に聞いたら、

"整形外科の患者さんに
        使ったというデータがなく、
                     そんな先生はまだいない"

と言われ、ちょっと困りました。

しかし、
私は自分で乗ってみて、

"必ず患者さんの役に立つものだ"

と確信したので、
膝が痛くて満足に歩けない方や、
腰が痛い方や、
骨粗鬆症で足腰が弱っている方に、

"凄い機械を入れたから乗ってごらん"

とオススメしました。

みんな初めて見るパワープレートに
目をパチクリさせて、

"先生、これで何するの?"

と聞いてきました。

"いいからまず乗ってごらん。
                後で感想を聞かせてね。"

患者さんに
ストレッチと
         スクワットと
                マッサージをしました。

たったの2〜3分のリハビリ。

しかも日本で初めてのリハビリでした。

『先生、身体がポカポカ。
脚が軽くて、なんだか楽になりました。
また、乗せてもらっていいですか。』

『今日からこれでリハビリをしましょうね。
電気治療はもう必要なくなると思うよ。』

ひとり、
またひとり、

毎日数人ずつ

"パワープレートに乗りたい!"

って、いう患者さんが増えていきました。

乗るだけで
身体の運動機能が上がるのですから、
当たり前です。

私が2009年に予想した通りになりました。

パワープレートがどれだけ凄いかと言うと、
こんな例がわかりやすいと思います。

杖をついて、
更に付き添いの方が
               転ばないように脇から支えて
ヨロヨロ歩いて来た
        やっとのことで歩いて来る高齢者。

このままでは、
数ヶ月後には寝たきりになるのが
目に見えている高齢者って感じでした。

そんな方に私は

"パワープレートに乗ってごらん"

と勧めます。

患者さんは、
初めて見る機械にたじろぎ、

『先生、私でも乗れるんですか〜⤵︎』
と、弱々しく聞いてきますが、

"立てる人は誰でも乗れますから、
                                大丈夫ですよー!"
って、乗ってもらいます。

ストレッチ、
スクワット、
マッサージ、

わずか数分で、

"では、降りて歩いてみましょう。"

         スタスタスタ

付き添いの娘さんが、

『⁈    お母さん、杖なしで歩けるの?』

『あら、杖がいらないわ!
               先生、楽です。 
                         まぁ、嬉しい!』

『パワープレートって凄いでしょう。』

杖をついてヨロヨロ歩いていた方が、
杖を持ってスタスタ歩いて帰る。

こんな光景が一回二回ではないんです。
2009年から何回見てきたことか。

脚が弱って、
外出も諦めていた患者さんが、

付き添いがいないと、
外に出られなかった患者さんが、

一、二ヶ月で

『今日は、一人で来ました!』

と、やって来た例も
一人や二人ではないんです。

私のクリニックには
何人もの開業間近の整形外科の先生が
パワープレートを使った
                 リハビリを見学に来ました。

パワープレートを使って、
患者さんを元気にしている先生は、
                           どんどん増えています。

まだ、
パワープレートに乗ったことがない方、
脚が弱って外に出なくなった、
そんな家族をお持ちの方、

パワープレートを導入している
整形外科医の先生を訪ねてみませんか?

車イスに乗る前に、
車イスに乗せる前に、
まずパワープレートに乗りましょう、
まずパワープレートに乗せましょう。

パワープレートは、
人生を変えてくれる乗り物になるかも。

では、また。