埼玉県 北本市 大友外科整形外科の
栄養療法実践整形外科医の今日の独り言です。   

鉄が足りないと
実にいろいろな症状が起こります。

今日もオーソモレキュラー.jpにある鉄についての記述を引用します。

もしかして鉄不足?
あなたの鉄の状態は大丈夫でしょうか?
以下の項目をぜひチェックしてみてください。
立ちくらみ、めまい、耳鳴りがするむくみがある
 疲れやすい しっしんができやすい
 顔色が悪い 肩こり、腰痛、背部痛
 風邪にかかりやすい 便秘や下痢をしやすい
 歯茎の出血、体にアザがよくできる 吐き気がする
 頭痛、頭重になりやすい 胸が痛む
 注意力の低下、イライラしやすい 体を動かすと動悸や息切れがする
 のどの不快感 まぶたのうらが白い
 洗髪時、髪の毛が抜けやすい 皮膚が青白く、または黄色っぽくなる
 寝起きが悪い くしゃみ、鼻水、鼻づまり
 食欲不振 口角、口唇炎、舌のしびれと赤み
 神経過敏  


あなたはいくつ当てはまりましたか?

1つでもあれば、
鉄が足りないかもしれません。

表のような症状から、
正しく鉄不足と診断されたら、

いよいよ治療が始まります。

しかし、
鉄欠乏症(貧血)の治療は
簡単ではないのです。

”鉄が足りないのだから、
     鉄を補充すればいい” 

って、

単純に考えてもうまくいかないのです。

鉄は、
まず吸収され、
そして運ばれ、
組織で利用され、
最終的に貯蔵されることによって、
初めて足りたと言えるのです。

つまり、
鉄欠乏症(貧血)の治療は、
①鉄の吸収
②鉄の運搬
③鉄の組織利用
④鉄の貯蔵
の全てを満たさないと
上手くいかないのです。

さて、

これから数回に渡って、

①から④まで、

頑張ってわかりやすく解説してみますね。

お楽しみに!

では、また。