埼玉県 北本市 大友外科整形外科の
栄養療法実践整形外科医の今日の独り言です。

こんな本があります。

御存知ですか?



私のクリニックの待合室に置いてあります。

診察の待ち時間にこの本に出会って、
帰りにクリニックの窓口で購入して
知人にプレゼントした方がいらっしゃいます。

本日、
その本をプレゼントされた本人が
クリニックに来院されました。

問診票には、

『パーキンソン病』

と書いてありました。

私のクリニックは整形外科です。
私は整形外科の専門医です。

パーキンソン病の方で
腰痛があったり、
怪我をされたり、
そんな患者さんは診た事がありますが、

『パーキンソン病そのものを良くしたい』

という患者さんが来院して来たのです。



名前を呼ぶと
患者さんが診察室に入って来られました。

歩幅は狭く、
頭や手が震えています。

『薬が切れると、こうやって震えるんです。』
と、教えてくれました。

患者さんが続けます。

『知人の〇〇が先生のところにある本を読んで、私に買ってくれたんです。本は読みました。そして、点滴治療を受けに来ました。よろしくお願いします。』

通院中の病院ではやらないとのこと。

『わかりました。では、グルタチオン点滴療法について説明致しますね。』

どんな説明をしたのか。

グルタチオン点滴については、
こちらを見て下さいね。

『少しでも良くなりたい。』

この患者さんもそうですが、
どなたでもそのようなご希望があるはずです。

グルタチオンを点滴してあげるだけで、
効果が出る方が1人でもいらっしゃれば、
難治性で進行性であるパーキンソン病から
少しでも良くなりたいと思う方がいるならば、
その場を提供してあげたい。

そう思って2年前から準備をしていました。


『点滴の前に血液検査をしましょう。』

採血後にグルタチオン点滴を開始しました。

僅か30分程の短い治療です。

『先生、点滴終了しました。』
と看護師に呼ばれて患者さんの元に行くなり、

『どうですか?
手を伸ばしてグーパーして見ましょうか。』

患者さんが伸ばした手を見てビックリです。

先程あんなに震えていた手が、
ほとんど震えていないのです。

『では、立ち上がって歩いて見ましょうか。』

スッと立ち上がって、歩き出しました。

              ‼️

またまたビックリしました。

歩幅が広く、
しかも腕を振って歩きました。

『あ〜、足が軽い!さっきと違う!』

どうやら、
この患者さんには効果があるようです。

患者さん自身もそう実感されていました。

グルタチオン点滴が、
即効性があるという事実を
目の当たりにしました。

youtubeで、
”パーキンソン病 グルタチオン”
で検索すると、次の動画が見れます。

私はこれを見て、

”えっ、マジ?”

って、思いました。

そして、
”私のクリニックでできるようにしよう!”
と勉強に行きました。

今日、それが報われた気がしました。

整形外科医だからって関係ありません。
診療科は全く関係ありません。

ただ純粋に、
医師だから、
困っている方の役に立ちたいだけです。



そんな思いでいろんな勉強に出掛けています。


患者さんは、

”3か月間頑張ります!”

と元気に帰っていきました。

私も次にお会いするのが楽しみです。



どこの医療施設でも受けられたらいいのにな。


では、また。