埼玉県 北本市 大友外科整形外科の
栄養療法実践整形外科医の今日の独り言です。
5月18日〜5月21日まで東北仙台で開催された
日本整形外科学会に参加して来ました。
この期間、
仙台は快晴続き。
今日に至っては30度近くまで気温が上がり、
半袖シャツを持って来て正解でした。
ちょうど青葉まつりと重なったせいか、
繁華街の国分町は大変な賑わいでした。
学会場は東北大学の近くの国際センターで、
会場間の移動はかなりのものでした。
万歩計があったら
”えっ!1日でこんなに歩くの⁉︎”
って思ったに違いありません。
とにかく、
4日間歩き回りました。
今、東北新幹線に座っているんですが、
腕、背中、ふくらはぎには怠さが、
臀筋(お尻のお肉)は筋肉痛です。
なぜか左のアキレス腱も痛みます。
そうそう、
さっき学会場を離れる前に、
企業展示ブースに寄って超音波で調べたら、
左のアキレス腱が腫れて炎症がありました。
ちょっと鉄不足になったのかもしれません。
学会場は広瀬川のほとり、
東北大学の近くで素晴らしいロケーション。
そして、
青葉山の仙台城跡も近く、
徒歩で登って伊達政宗の銅像も見に行きました。
さて、
学会ではただお散歩していた訳ではありません。
わざわざ、クリニックを休診にしてまで
聴きたかった講演を沢山聴く事が出来ました。
いくつか紹介します。
①骨を作る骨芽細胞と骨を壊す破骨細胞の関係、
それらの細胞と身体との関係、
骨細胞のはたらきなどを、
遺伝子やそれがつくるタンパク質て絡めた話は、私にはドストライクな内容でした。
②限定的ですが、
脊髄損傷の患者さんの麻痺が改善する様子を
実際の動画のプレゼンテーションで見て感動しました。
③骨密度が高くても骨質が悪いと骨折し易いし、
骨密度としては同じでもコラーゲンの質が悪いと骨内でマイクロクラックという小さな骨折が起こる事、酸化と糖化というものが活性酸素を発生しやすくするために骨質が悪くなるんだと言う話。
④80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんの講演
⑤超音波を用いた最新の治療法
どんどんと色々な事が
研究によって解明され、
臨床で試みられ、
また研究課題が生まれ、
また臨床応用の夢が現実に近づくんだな、
と思いました。
そして、
栄養療法実践整形外科医として、
私がやっている臨床成果を発信しなければ!
とも思いました。
ここ数年で整形外科開業医の2人に1人が
超音波を診断と治療に用いるようになったと
聞きました。
私もこれから頑張って発信して、
栄養療法実践整形外科医が1人でも増えるように
これからの目標にすべく頑張ります。
では、また。