埼玉県 北本市 大友外科整形外科の
栄養療法実践整形外科医の大友通明です。

今日も夕食は外食しました。

どうしても中華が食べたくて、
Siriに聞きました。


『北本市の中華』


バー◯ヤンを教えてくれたから、
初めて北本店に行ってみました。


今日ももちろん糖質制限食。

オーダーしたのは、こちら。
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茶豆、
塩ネギザーサイ、
麻婆豆腐、
牛肉とピーマン炒め、
エビ春巻き2本、
アイスジャスミン茶とプーアル茶。

糖質は麻婆豆腐のトロミと、
春巻きの皮、
牛肉にからまっている衣、
くらい。


なかなかでした。


しかし、
食事か進むとある事に気づいたのです。


〜プーアル茶が美味しい。〜


わかりますか?


脂っこいのです。


栄養療法実践整形外科医として気になりました。

何が?

使われている油の正体がです。



塩ネギザーサイには、ごま油がタップリ。
牛肉とピーマン炒めの油は何か不明、
麻婆豆腐は多分、ラー油がタップリ。
春巻きは何油で揚げたのか?


脂には、大きく分けると2種類あります。


飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸。
飽和脂肪酸は化学構造に二重結合がない油です。

炒めものと揚げ物はラードが使われていれば、
飽和脂肪酸を摂取したことになります。

サラダ油なら不飽和脂肪酸を摂ったわけです。

不飽和脂肪酸は主に、
ω9、ω6、ω3があります。

それぞれの代表は、

ω9 オリーブオイル、
ω6 ごま油、サラダ油など、
ω3 魚油、えごま油、
などです。

栄養療法実践整形外科医としては、

身体の炎症を防ぎ、しかも血栓予防効果のある
 ω3を中心に摂りたいのてすが、

今夜はω6をほぼ100%摂った気がしました。


糖質制限はうまくできましたが、

いい脂質(油)は摂れませんでした。



あっちを立てれば、こっちが立たず。


外食は思い通りの食事が摂れず、
難しいものです。


外食は、完璧な栄養を求めず、
オーダーのときに食べるものを考えて、 
例えば、
糖質制限なら糖質制限にターゲットを絞って、
目的をもって食べるようにすればいいのではないかな、と思いますが、

どう思いますか?


かつて自分が
食事によって身体の調子が悪くなり、
痛風、高血圧、不整脈、
で辛い思いをし、

体調不良が薬で治らず、

食事の改善とサプリメントで立ち直った。

そんな経験から学んだ分子整合栄養医学(栄養療法)を自分の医療に取り入れたいと決心し、
それを実践してから2年が経ちました。

2年経ってやっと正しい栄養の摂り方、
つまり正しい食事の方法がわかってきました。

そして、
サプリメントの上手な使い方も。

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ω6を摂り過ぎたら、
ω3の魚油、
EPA&DHAのサプリメントをこんな風に使うといいのです。

栄養療法を2年実践していると、
自分の身体が欲しているものがわかってきます。

これは、不思議な感覚で、説明はできません。



私は整形外科医ですが、

栄養療法実践医歴2年目のベテランになって来たと感じます。

私自らの経験から、

心身の不調は、
自分の身体が何か足りない栄養を欲しがっているというサインだと思います。

しかし、
栄養療法を学び実践している先生でなければ、
それを見抜くことは難しいでしょう。



オーソモレキュラー.jp  

というサイトがあります。



そこには、
全国の栄養療法実践医のリストがあります。

あなたの身体が求めている栄養は何かを探り当ててくれる医師に巡り会えるかもしれません。

そのうちのひとりになれるかもしれない私でよければ、こちらへどうぞ。

あなたの”何となく不調”が解決できるキッカケになれば、本望です。

外食も、栄養を考えてしてみて下さい。


では、また。