大友外科整形外科の大友通明です。

今日のテーマは 血液検査 です。
 
 
私は整形外科医です。
 
腰痛、
肩コリ、
膝の痛みや怪我、
 
私の外来にはそんな症状の方達が来ます。
 
必要があればレントゲン検査をします。
原因が骨以外なら超音波検査をします。
 
痛みに対して、
痛み止めや湿布を処方して、
後日再診してもらって様子をみます。
 
 
 
このような流れが、
これまでの私の診療スタイルでした。
 
 
 
しかし...今は...
 
 
 
私は栄養療法実践整形外科医です。
 
 
 
上述した流れの中には、
栄養に関するアプローチが一切ありません。
 
今の私は、
問診でほとんどの方に、
 
『朝は何を食べていますか?』
 
と、尋ねています。
『じゃあ、昼は? そして、夜は? さらに、間食は?』と、続けます。
 
これで、
患者さんの食生活がわかり、
食事の内容から
不足している栄養素が解ります。
 
 
タンパク質が足りない、
ビタミンが足りない、
ミネラルが足りない、
などなど。
 
 
それを客観的に裏付けるもの、
ここで大切なものが、
 
血液検査
 
なのです。
 
 
嘘をつけない客観的なデータである
患者さんの血液が、
患者さんの心身に起こっていることを
ダイレクトに私に教えてくれるからです。
 
 
整形外科に来て、なんで血液検査なの?
多くの患者さんはそう思っているはずです。
 
 
血液は、
栄養素の過不足や、
ミネラルの過不足、
代謝、
酵素の働き、
炎症の有無などをすべて語ってくれるから、
なんで膝が痛いのかとか、
なんで腰痛になるのかとか、
本当に凄い情報をくれるので、
ある意味でCTやMRIよりも頼りになります。
 
だから私は血液検査をしています。
検査しないと、
痛みの本当の原因がわからないこともあり、
患者さんに対してそんな申し訳ないことは出来ないので、血を採ります。
 
しかし、
血液が語る言葉を理解しないと、
痛みの原因だって突き止められません。
 
すなわち、
検査値が何を意味しているかを読めないと、
隠された真実を見逃すのです。
 
 
告白しますが、
私自身は2年前までは血液の語る言葉が解りませんでした。
 
しかし、
すごく勉強した結果、
今では患者さんに
 
『こんな説明、聞いたことない。よくわかりました。』
 
と、言われる様になりました。
 
 
かかりつけの先生に長くかかっている方は、
毎月、あるいは数ヶ月ごとに血液検査をしていると思います。
 
何のためですか?
 
考えたことがありますか?
 
血液検査の結果は、
患者さんの血液を採ったその時の身体に起こっていることを物語ってくれています。
 
 
生化学的検査は、主に身体の中で起こっているいろいろな酵素の様子をみるものです。
 
 
栄養療法実践医は、
 
それがどの様に成り立っているのか、
基準値内での過不足が何を意味するのか、
 
それが患者さんの身体でどういう症状とつながっているのかを見つけ出します。
 
 
だから、項目は多ければ多いほど、
身体の隅々で起こっていることを調べられます。
 
しかし、
健康保険では沢山調べることができません。
ここが歯がゆいところです。
 
患者さんによっては、
健康保険ではカバー出来ない検査も必要になりますが、血液検査は本当に凄い検査なのです。
 
 
症状があって、病院に行って血液検査したのに、
異常なしと言われていませんか?
 
本当に異常なしですか?
 
一度、その結果を栄養療法実践医に見せに行きませんか?
 
私でよければ、こちらへどうぞ。
 
 
あなたの心身の不調から立ち直るきっかけになれば、本望です。
 
では、また。