わたしは、忙しくなると余裕がなくなります。
余裕がなくなると、曖昧な状態を待てなくなります。
普段なら、
「きっと大丈夫」
「今はまだ途中なだけ」
そうやって信じていられることも、
先が見えなくなると、不安が先に立ち、
白黒はっきりさせたくなってしまう。
今振り返ると、
それは相手を信じられなくなったのではなく、
自分自身が前に進めていない苦しさからくる反応だったのだと思います。
立ち止まっている感覚。
進んでいない焦り。
その居心地の悪さを、
「はっきりさせること」で解消しようとしていた。
これが、今週はっきりと見えた
わたし自身の思考パターンでした。
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曖昧さが生む「不安」
同時に、周りで起きていた出来事にも、
はっきりとした共通点がありました。
それは、
曖昧さは、人を不安にさせるということです。
自分の中では、
考えていないわけでも、投げているわけでもない。
ただ忙しくて、
段取りが追いつかず、
頭の中にあることを、まだ言葉にできていなかっただけ。
けれど、受け取る側から見ると、
・何を考えているのかわからない
・どこに向かおうとしているのかわからない
この「わからなさ」こそが、
不安を生み、
やがて不信感へと形を変えていくのだと気づきました。
意図していなくても、
説明されない曖昧さは、
人の心を静かに揺らしてしまう。
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言葉にすると、関係は動き出す
そこで、思い切って話に行きました。
・今、どんな方向性で考えているのか
・なぜ、今はこの状態なのか
・大切にしている思いは何なのか
完璧に整理された言葉ではありません。
それでも、今の時点で言えることを、
正直に、丁寧に伝えました。
すると、
相手の表情が少しずつ和らいでいくのが、はっきりと分かりました。
ズレていた足並みが、
音もなく、また揃っていく感覚。
「わからない」ことが不安を生み、
「伝える」ことで、関係はまた動き出す。
とてもシンプルで、
それでいて、忙しいときほど忘れてしまう、
大切な仕組みだと、今週あらためて感じました。
あなたは最近、
忙しさの中で、曖昧な状態を待てなくなっていませんか?
本当は相手を信じたいのに、
自分に余裕がなくて、
白黒はっきりさせたくなってしまう瞬間はありませんか。
そして、
「まだ言葉にできていないだけ」の思いを、
伝えないままにしていることはないでしょうか。
少し立ち止まって、問いかけてみてください。
今のわたしは、
余裕がなくて急いでいるのか。
それとも、ちゃんと進めているのか。
自分のリズムを取り戻すことで、
伝えられる言葉が、きっと変わってくるはずです。