家族でも、クラスでも、職場でも。
どんなコミュニティでも共通しているのは、「安心な場で、人は成長する」ということです。
これは、頭で学んだ理論ではなく、
わたし自身が何度も体験してきた感覚でもあります。
保育園の子どもたちは、とても正直です。
安心できている時の子どもは、失敗を恐れません。
間違えても、うまくいかなくても、もう一度やってみようとします。
逆に、不安が強い時の子どもは、
挑戦そのものを避けたり、周りの様子を過剰に気にしたりします。
能力がないわけではなく、「安心が足りていない」だけなのだと、何度も感じてきました。
そしてそれは、大人も同じなのだと、最近の自分自身の姿を通して、はっきりと実感しています。
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安心できると、人は「できない自分」を隠さなくなります。
わからないことを、わからないと言える。
苦手なことを、苦手だと認められる。
助けを求めることを、恥だと思わなくなる。
わたし自身、以前は「できない自分」を見せることが、とても怖かったです。
ネガティブな感情が出てくると、それに飲み込まれてしまい、
前に進むエネルギーが一気になくなることもありました。
でも今は、不安や迷いが出てきても、
「それでもどう動くか」を考えられる自分がいます。
ネガティブな思考と、現実的な自分が、同時に存在できるようになりました。
それができるようになったのは、
否定されずにいられる場所、安心して立ち止まれる関係性が、周りにあったからだと思います。
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未熟さは、これからもきっとたくさん出てきます。
わたしはまだまだ完璧には程遠く、失敗も迷いも手放せません。
それでも、子どもたちから学び、
職員から学び、
関わる人たちから学びながら、少しずつ更新されていく自分でいたいと思っています。
成長とは、「できるようになること」だけではなく、
「わからないままでも、歩き続けられること」なのかもしれません。
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きっと、人生の最期まで、学びは続くのでしょう。
立ち止まる日も、遠回りする日もあると思います。
それでも、一生懸命走って、生き抜いた人生の最後に、
「あー、楽しかった」
そう思えたなら、それはとても幸せなことだと思うのです。
だからこそ、たくさんの人と関われるように。
安心を手渡せる人でいられるように。
わたしは、これからも成長し続けたいです。
あなたが「安心できる」と感じる場所は、どこですか?
そして、その安心は、あなたの行動や成長にどんな影響を与えていますか?
よかったら、少し立ち止まって、考えてみてください。