最近、なんとなく先が見えてきたような気がしています。
必死にもがいてきた時期が、少しずつ終わりを迎えて、
「ここにいていいんだ」と、静かに居場所を感じるような感覚があります。
卒園ソングをピアノで弾いていると、ふいに涙が込み上げてきました。
悲しさというより、胸の奥がじんわりと温かくなるような、
言葉にしづらい、でも確かな感情。
その正体を辿っていくと、これまでの自分の歩みが重なって見えてきました。
高知県に来る前、私が働いていたのは、
お家を保育園にした、20名ほどの小規模な認可外保育園でした。
それが、高知に来た途端、150人規模、大きな保育園へ。
保育園への実習経験もなく、
わたしにとっては、まさに未知の世界でした。
右も左も分からず、
毎日ただ業務をこなして、ついていくことに必死。
分からないことは山ほどあるのに、
「何を聞けばいいのか」さえ分からない。
そんな自分に、焦りと不安ばかりが募っていきました。
それでも、小さなことを一つずつ質問し、
教えてもらいながら、
自分なりに糸口を探して、また模索する。
先が見えない怖さの中で、
ただ必死に前に進むしかありませんでした。
そんな日々を重ねて、
3年ほど経った頃、少しずつ全体が見え始めました。
バラバラだった点と点が、
ある瞬間、一本の線としてつながった感覚。
自分がやってきたことの意味が、ようやく分かり始めました。
成果が目に見える形で現れ、
「ここにいていい」と思える居場所を見つけた感覚。
「あの時間は、無駄じゃなかった」
そう、心から思えた瞬間でした。
そこからさらに経験を積み、成果を重ね、主任へ。
そして今、ビジネスの世界でも、
まったく同じ流れを辿っていることに気づきます。
右も左も分からず、不安だらけだった日々。
どこに向かっているのかも分からないまま、
ただ進むしかなかった時間。
それが3年目を迎え、
ようやく「ここでやっていこう」と、
地に足がついた感覚が芽生えてきました。
あの頃は、本当に怖かった。
迷子で、不安で、
立ち止まることも、諦めることも怖かった。
でも今、少しずつ視界が開けています。
まだまだこれから。
それでも、確実に一歩、次のステージに立っている。
そんな実感を、静かに噛みしめた一日でした。
あなたが今、
「なんとなく居場所を感じ始めていること」はありませんか?
それは、これまで積み重ねてきた点が、線になり始めているサインかもしれません。