ロックダウン 22日目
夕方、嵐が過ぎ去ったあと、ゴミ捨てに下に降りて行きました。
1週間ぶりに外に出ました。
思った以上に鮮やかな青空が広がっていました。
領事館からのメールから抜粋。
【新型コロナウイルスの感染者数及び死者数に関する最新情報】4月13日
在ニューヨーク日本国総領事館調べ ( )内は前日の数
○ニューヨーク州:感染者数 195,031名(188,694名)
死者数 10,056名(9,385名)
○ニューヨーク市のみ: 感染者数 106,763名(103,208名)
死者数 7,154名(6,717名)
◎(NY州)クオモ知事のメッセージ
・本4月13日にクオモNY州知事が発信したメッセージの一部は以下のとおりです。
- 一日あたりの入院者数、ICU利用者数、気管挿管者数は日々多少の増減があるものの,この一週間ほどは減少傾向を見せており退院者数も増えている。これらのデータを総合して,感染者数増大カーブは平坦化しており、最悪は終わったと考えている。
- 社会経済活動の再開のためには、「デリケートなバランス」をよく考慮すべきで、イタリアや韓国等の事例にも学び、次の5段階を踏むことが重要である。(1)孤立を緩和させる、(2)経済活動を増大させる、(3)エッセンシャルワーカーからなる経済を再検討する、(4)さらなる検査と予防措置を継続する、(5)これらにより感染率が増大しないようにする。
・そのためには次の5点を実施することが肝要である。(1)再開の計画は,ファクトとデータをベースに,公衆衛生と経済の専門家によって策定されるべきであり政治家が行うべきではない、(2)近隣州と連携する、(3)経済,交通,学校等を一体として戦略を練る、(4)連邦政府の支援を得る、(5)マスクや手袋,検温等の予防措置をできるだけ多く行う。
- いつこの事態が終わるのかについて、個人的意見だが、今回の感染拡大は突然ある日終焉することはなく段階的に事態が改善される。具体的には、NY州は感染拡大をコントロールできているが、長期的にはワクチンが開発されるフェーズ(12ヶ月から18ヶ月後)が続くとみられる。これまでとってきた感染拡大防止措置をすぐに終わらせず、州民が遵守し続けることが重要である。
◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ
・本4月13日にデブラシオNY市長が発信したメッセージの一部は以下の通りです。
- 本日から、一日あたり入院者数、ICU入院者数、検査の陽性率について発表をする(とりまとめの関係で48時間のタイムラグあり)。4月11日の一日あたり入院者は383人(4月10日は463人)、ICU入院者数は835人(同857人)、陽性率は市全体で58.1%(同59.3%)と、すべての数字で良い方向に進んでいることが確認できる。
- コロナウイルスにより特に深刻な影響を受けているコミュニティ向けの広報を強化する。今までもテレビや地下鉄でもメッセージを発信してきたが、今後はターゲットとなる世帯へダイレクトメールを送るなど、さらなる発信に取り組む。
- テナントの不安を取り除くために、311にテナントのヘルプラインを今週立ち上げるとともに、家賃規制のあるアパートにおける家賃凍結を目指す。また、現在発効している立ち退き猶予の期限を、この危機が去ってから60日後まで延長するなどを州に要請する。
- 他者と一定の距離を取ることを徹底できてない事態を発見した場合には、311まで連絡をしてほしい。