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NYC LOCKDOWN BLOG

コロナウイルスによって始まったニューヨークの自宅待機令で
家にこもりっぱなしになった暮らしによる変化や感じたことを記録するブログ。

今日はうちの(私の持ってるもの)スペックをご紹介。


みんなが絶対持っているだろうと確定して私の日記を読んでいるため、不思議になるみたい。

 

私が持ってないもの:炊飯器・電子レンジ・洗濯機・テレビ

 

とは言っても炊飯器に関しては10合炊き(?)のは脚立があれば取れる位置にあります。3合炊きの炊飯器が壊れたのが多分2012年頃。それからは家で炊くときはお鍋。今はもっぱら土鍋です(1回2合)。

 

電子レンジは2009年には壊れて捨てたと思うから、それ以降は買ってません。
なんかね、必要ないんですよね。家族分作るとなると必要かもと思うんですけど、ミーティングとか兼ねて外食することもよくあるので、そもそも作り置きをそこまでしないでよいのもあります。そして飽きちゃうし。冷凍庫は完成品の作り置きではなくて、肉とかエビとか、自分の帰宅時間がスーパーの閉店時間より遅くなった時(←しょっちゅう)に使うための食材補完としてスペースを使いたいのです。
それに解凍だけなら前日に出しておけばいいし、冷蔵庫に移動させておいてもいいわけですしね。

 

そして洗濯機。これはアメリカあるあるですね。一軒家とかであれば別ですが、アパートはよっぽどパイプがしっかりしている新しい建物でないと、水圧の関係など色々あって個人の部屋に洗濯機は置けません。スペースも作られてませんしね。ニューヨークのアパート(特に古い建物)は内装のレノベーションはしますが、洗濯機を置けるスペースを追加で作ることはほぼないのです。地震がないので、更地にすることが少ないからかな、と思います。コインランドリーが普通です。結局外にも干せないし、こっちの生活が長すぎてあんまり気にならないです。

「洗濯どうしてる?」ってよく訊かれますが、もともと服はたくさんあるし、今はパジャマしかほとんど着てないので、全然困りません。薄い生地のものはシャワー浴びる時に自分で手洗いして、よく絞ってラックにかけておけば翌日には乾燥しています。ここが湿度が高い日本とは違うところかもですね。部屋の中の加湿器いらずになるので、良いシステムです。
外に着ていったもので手洗いで難しいものは袋詰めして、月末にでも洗濯しに行こうかな、って思っています。

自分の見た目が気になるかもしれないのは、外出時か、ビデオチャットを使って生徒を教えたり、友人と話す時くらいで、それ以外は上下がどんなに笑っちゃうコンビネーションでも気になりすらしません。先日上が蛍光の黄緑のシャツ、下がパッションピンクの部屋着というのは流石に「これはどうなんだろう・・・」と思いましたが、1日過ごしている間の大半を鏡見ずに過ごすため、違和感は最初の2分とトイレに行って鏡を見たりする時のみでした。全然大丈夫(笑)

 

テレビ。これは多分支払ってるインターネットの料金が高いから(制限なしのWiFiありHigh-Speed)テレビを繋げればケーブル無しで見ることのできるニュースとかは映るんだろうけど、YouTubeとかでもニュースはライブで観れてしまうし、持ってません。

 

1950年代後半、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電3品目が『三種の神器』として喧伝された(from Wikipedia)ことは知っている・・・。その中で持ってるのが冷蔵庫だけってすごくない⁉️

 

野菜をみじん切りするミキサーとか欲しいな〜とか思いつつ、こんな自炊ばっかりすることになるなんて思ってなかったので、一人暮らしだと自分で包丁でみじん切りしちゃったほうが洗い物少ないし、ホットプレート出してまで調理することはないし・・・。

 

調理器具も「あるけど使ってないもの」や「どっかにあるはずだけどな〜」もたくさんあります。そう。フライパン返しとかもまだ見つからないしね。普段全然使わないからね。

まず、自分で作るときはほぼ和食なんです。なんでかというと、外食の時にパスタを食べるのは好きなのですが、私がパスタ料理を彼らより美味しく作れないから。そして粉物をほぼ作らない。これに関してはホットケーキもお好み焼きも作れば食べるし好きなんですけど、作らない。

 

なんでかなぁって考えてみたのですが、理由がわかった気がしました。

私は普段料理で油、塩、砂糖を使わないんです。油っぽいものの洗い物が嫌いなのです。


炒めるときは水を敷いて、蒸すみたいな感じでやってしまうし、醤油とか使えば塩分入るので塩はいらないし。外食したり、カフェでコーヒーやティーに砂糖を入れたり、いただくお菓子(チョコレートとかケーキとか)で十分砂糖は摂取しちゃうので、おうちでの料理には使わないんです。


そうなってくると、洋食ってすごい作るの大変なのです。まず、粉物を焼く時には水やお湯を敷いてやるやり方は不可能だし(ひっついちゃう)、パスタ茹でるとなると塩を入れたほうがいいのはわかっているんですけど、塩入れたとして外にいけば美味しいパスタ料理はある(NYには美味しい店ありまくる)のでわざわざ苦手なパスタ料理を自分のためだけにする必要性を感じません。ドレッシングとかごま油とか、そういう後付け、香りづけだったりのものに入ってる油分だけで十分かな、って感じです。

しかし、昨日とんかつ作った時には流石に油はないとな、って思いました。フライパンに油しいたの久しぶりでした。天ぷらではなかったので、ちょっと多めの油で「焼く」かんじでとんかつ作りました。
てんぷらで使う鍋もあるんですけど、一人暮らしだと1回の料理のためにあの量の油は使う気になれません・・・。

 

あ、でも!!ある特別な鍋を昨日ほんと久々に使いました。🤩

先日ごま油とか他のものを探そうと戸棚とかパタパタ開けていたら目にい入ったのが親子丼とか作るときのあのお鍋。

そんなわけで昨日の夜はとんかつの残りを使ってカツ丼作りました。

 

出汁入れてとんかつ入れて卵で閉じるだけなのに(普通のお鍋でもできちゃうのに)、あの特別な形をしたお鍋を使うだけでお料理がハッピーなものに♪

 

自分のことだけ考えていれば良い・他の人と何かをシェアするわけではないなどの一人で住んでいるからこそラッキーなこともあれば、一人だから万が一の時気が付いてもらえないかもなぁという不安もあります。

 

料理は絶対しないといけない状態だからというだけでなく、味覚・嗅覚が衰えてくるのがコロナウイルスに感染しているかどうかを見極める大きな鍵だそうなので、食材の匂いを感じられるかとか気をつけて自分の健康状態を管理するのに続けようと思います。

 

写真がないのは、味覚・嗅覚を最優先に考えていて、見た目をきにしていないためです。


本当は写真残したいなーと思ってはいますが、それやり始めると多分私は続かなくなると思うので、夜中に起きちゃった時に文章に起こすだけにいしようかな、って思ってます。

 

とりあえず、炊飯器・電子レンジ・洗濯機・テレビなくても、全然気にならず生活していることをお伝えしておこうかな、って。


電子レンジがないから料理工程が昭和なかんじなのでみなさんが教えてくれるレシピの中にはそんな「簡単ではない」ものあったりするのですが、ご飯が出てくるときは土鍋で炊いていますし、写真がなくても💯点満点のかなり美味しい料理に仕上がっていると思っていただければ嬉しいです。

 

ニューヨークのことだけしかわかりませんし、そのニューヨークのことですら外出していないのでニュースで読んで知った情報のほうが多いですが、世界中のどこにいても今は本当に「不必要な外出」を避けるに越したことないと思いますので、みなさんもぜひ、「なるべくおうちで」を実践してください。