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NYC LOCKDOWN BLOG

コロナウイルスによって始まったニューヨークの自宅待機令で
家にこもりっぱなしになった暮らしによる変化や感じたことを記録するブログ。

外出禁止令 15日目

 

今日もいつもどおり領事館からまとめのメールをいただきました。

いつもより遅く22時前でした。

こんな時間までまとめることがあったのかもしれない・・・と思うと、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

医療関係者についつい目がいきがちですが、政府関係者も報道関係者も毎日頑張ってくださってる。

 

そういう真面目に頑張ってくださっている人たちの邪魔になる、デマ記事がなくなることを祈ります。

 

 

 

◎(NY州)クオモ知事のメッセージ
・本4月6日にクオモNY州知事が発信したメッセージの一部は以下の通りです。
 死者数の増加は599名とこの2日間で横ばいとなり、入院者数も358名と大幅に減ってきた。1日あたりの感染者数が最大となる感染ピークに近づいているとも見える。ただし、そのピークはすぐに減少するのか、減少に転じず一定期間続くのかわからない。
 また、以前のモデルでは、最大で11万、最低で5万5000床のベッドが必要になるという予想であった(両モデルとも感染拡大のピークは4月末頃)。しかし、現状はモデルよりも低い数字で推移している。これは、他者と距離を取ることなどを徹底している成果である。
 しかし、このような改善傾向が見えるからといって自信過剰に陥らず今後も対応を徹底する必要がある。そこで、引き続き他者と距離を取ること、できる限り公共交通機関を使用しないことなどを定めたPAUSEを4月29日まで延長することとする。また、学校の休校も同日まで延期する。
 また、残念ながら、他者と距離を取ることが徹底されていない事態が散見される。これを踏まえて、他者と距離を取ることを徹底しなかった場合の罰金を500ドルから1000ドルに引き上げることとする。
 さらに、医療機関には負荷がかかっており、柔軟な医療体制の構築が必要である。特に、現在は、海軍病院船(コンフォート)はコロナウイルス患者以外の患者に対して治療を行っているが、今後コロナウイルスの患者に対して治療ができるように大統領に要請する(現時点で要請済)。
 引き続き、New York Toughであり続ける。それは、Compassionate, Unified, Loving, Smartであるということであり、だからこそこの状況を乗り越えていける。
・クオモ州知事の要請(PAUSE)については以下のURLをご参照ください。
https://coronavirus.health.ny.gov/new-york-state-pause

 

◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ
・本4月6日にデブラシオNY市長がブルックリン海軍造船所から発信したメッセージの一部は以下の通りです。
 ここ、ブルックリン海軍造船所に、様々な経歴の人々が集まって手術衣(surgical gown)やマスクなどの個人防護具(PPE)を生産するための施設を建設してくれた。ここでは、今週9200枚、月末までに3万2000枚の再利用ができるガウンが生産される見込みである。それらは市内の病院に提供される。
 アジア人、特に中国人に対する差別が報告されている。人種差別は当然に許されるものではないし、多くの中国系市民がNavy Yardのために働いてくれている。もしも人種差別にあった場合には311まで報告してほしい。
 また、医療用品だけではなく、それを使いこなせる人材も必要である。今月末にかけてさらに4万5000人の医療関係者が必要となる見込みである。
 連邦政府にも御礼したい。本日、60万枚のN-95マスクが到着する見込みであり、さらに20万枚が金曜日に到着する。連邦政府から派遣された方々にも深謝申し上げる。
・また、昨4月5日にデブラシオNY市長が発信したメッセージの一部は以下の通りです。
 多くの方々に我々の声が届き、不足が危ぶまれた人工呼吸器などの医療器具は火曜日か水曜日までは在庫を確保できることとなった。
 しかし、今週から来週にかけ1500台の人工呼吸器が必要になる。引き続き協力をお願いしたい。

 

【新型コロナウイルスの感染者数及び死者数に関する最新情報】4月6日

在ニューヨーク日本国総領事館調べ ( )内は前日の数

○ニューヨーク州: 130,689名(122,031名)

死者数 4,758名(4,159名)
○ニューヨーク市のみ: 72,181名(67,551名)

死者数  3,485名(3,048名)