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映画「ハーレム・ナイト」は1918年、黒人少年がラファイエット・シアターの前を走り過ぎるシーンから始まる。今はないこの伝説的な劇場は7番街の131-132丁目にあり、有名なコニーズ・インが隣接していた。物語は20年後、芸術、文学、音楽などの黒人文化が花開いたハーレム・ルネッサンスの後期に移る。20年から34年までの禁酒法の時代にはニューヨークに5千軒あったと言われるスピーク・イージー(もぐり酒場)の一つだったと思われるクラブが舞台となっている。20年代から30年代にはハーレムの中心地には、125以上のもぐり酒場、ラウンジ、サパークラブ、バー、劇場、ダンスホールなどがあり、大変な活況を呈していたという。
ラファイエット・シアターは現在は教会になっている。コニーズ・インも消失し、スーパー・マーケットとなっている。教会の駐車場はかつてはリズム・クラブだった場所で、隣のアパートの壁面いっぱいに描かれた、こぶしを振り上げて団結を訴える黒人達の絵が見られる。(写真)
写真を撮っていると、教会のオーナーだという黒人の中年女性が近寄って来た。「80年代のハーレムはまだひどい時代だった、でも」と向かいのアパートの幾つかを示し、今はべらぼうに高くなった家賃が当時はいかに安かったかため息まじりに話してくれた。
向い側には「Big Apple Jazz 」という、チャージなしでジャズを楽しめるカフェ兼ギャラリーがあり、日本人も数多く訪れていた。
ハーレムのジャズの歴史に詳しいオーナーのゴードンさんはツアーも行なっている。
(この記事はSANKEI EXPRESS 4月15日号に掲載されています)







